明けましておめでとうございます!
2018年も、本当に沢山の方に支えて頂いて……充実した素晴らしい一年を過ごさせて頂きました。
今年もただ、一つ一つの音を大切に、丁寧に、楽しみながら、積み重ねて行ければと思っております。
みなさまのお耳に届きますよう祈っております。
新たな年に向けて、お仕事のお知らせをさせて頂ければ。まず現在絶賛放映中のTVアニメーション「ソードアート・オンライン アリシゼーション編」! まだまだこれからが佳境、クライマックスどころじゃないぜベイべー!という目が離せない展開がずずずいーっっと続きます。その怒涛の展開にあわせて新たな音楽もどんどん作らせて頂きたいと思っております!
そして、1/12日ついに公開になります、『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅱ.lost butterfly』。音楽を担当させて頂きました。私も完成版を拝見するのが楽しみで楽しみでウズウズしております……。こちらの作品は、Aimerさんが歌われるED、「I beg you」の作曲作詞編曲もさせて頂きました。劇場版公開に先立って1/09にCDも発売となりますが、Aimerさんの壮絶な歌を!どうぞCDでも、劇場でも、存分にご堪能下さいませ!(´▽`)
それから春、4月より放映開始のTVアニメーション「鬼滅の刃」の音楽を、椎名豪さんと共に担当させて頂きます。やめられない止まらない勢いと情緒をたっぷり併せ持つ強力な原作を尋常ではないパワーで映像化した作品、作品世界を支えるお手伝いが出来ている事を祈るのみです。放映開始が楽しみです!
それから夏。先ほど「Fate Project 大晦日TVスペシャル2018」内で「0話」がサプライズ放送されましたが、今年7月にTVアニメ化が決定した「ロードエルメロイⅡ世の事件簿」の音楽を担当させて頂きます。「0話」のために音楽も一部作り終えているのですが、独特な色彩感と明暗の強い世界の中を動き回る、あまりにも個性的なキャラクターたち、愛さずにはいられない主人公の魅力にワクワクしつつ、まだまだこちらも作品世界の音楽を紡いで参りたいと思っております。
そのような2019年、まだもう少し先に、お知らせできる事もあるかもしれません。その頃にはまた・・何カ月後かになっても・・・(そろそろ開き直ってきた)ブログなど認めて見たいと思います……。
そして、改めて昨年、梶浦の音に色々な場所で耳を傾けてくださった貴方に、どうもありがとうございました!
本年2019も、全く違うキラキラ輝く個性を持つ作品それぞれと、がっぷり組み合い真剣勝負をしながら・・一期一会の出会いを大切に、大事に音を紡いで行ければと思っております。
どうぞよろしくお願い致します!
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さてさて自分でも驚くほど久しぶりすぎるブログではありますが!
この度私のオフィシャルサイトFictionJunction.comをやっとリニューアルオープンする事が出来ましたので、まずそのご報告でございます(^_^)。思えば確か初めて自分のサイトをオープンしたのが1990年代のどこかだったような……(遠すぎて記憶が……)。それ以来ちまちまHTML手打ちで何度かサイトの模様替えをしてみたり独自ドメインを取ってみたり。それなりに楽しくマイペースでサイトの運営などもやって参りましたが、色々手が回っていない部分もあり、更新が思うようにいかぬ時期もあり、梶浦自分事務所FictionJunction Music(FJM)を立ち上げたのをきっかけに、FJMスタッフKTさんにサイトデザインから運営もお願いする事に! 色々話し合いながらなるべく見やすいデザインにという事でリニューアルを果たしたのでございます。これでスマートフォンなどでもご覧頂けるようになったはず!なのです!そしてまだ若干発展途上な中身もございますが、今後はサイトマスターKTさんが細部のリニューアルも重ねつつ情報の更新なども光の速度で行ってくれる!はず!なのです!そんなFictionJunction.comを今後ともどうぞ宜しくお願い致します♪
そしてもう明日になります10/01には、私の新しいファンクラブであります「FictionJunction Station(FJS)」もオープン致します。(正式オープン準備のため現在サイトfictionjunctionstation.comはメンテナンス中です。FJSサービス内容の詳細などにつきましては、すみません、オープンをお待ち頂ければと思います。)
これから私が音楽を作り続けて行く中で皆様に発信して行けること、そしてライブの情報、ライブで共に音楽を作り上げて行く仲間であるミュージシャンのみんなの情報なども、お届けして行ければと思っております。
私の事務所「FictionJunction Music」は私一人が音楽をやる場所で、今後私以外のミュージシャンの方が所属する予定は一切ございません。FictionJunction Stationも、以前の「梶浦ファミリー」ファンクラブとは違い、基本は私一人のクラブとなります。が、所属ミュージシャンは私一人とは申しましても音楽そのものを一人でやって行くつもりは勿論毛頭なく、FJMは今後様々なミュージシャンの方と……今までと同じように、繋がって行くための場所にしたいと思っております。それと同じように、FictionJunction Stationでも、ライブなどでJunction(交差)するミュージシャンのみんな……音楽をやって行く上でかかせない仲間達の情報なども積極的にお届けして参りたいと思っております(^_^)。
そんなブログを認めている本日もスタジオで素晴らしい音を様々なプレイヤーさんに頂いて参りました。明日以降もレコーディングは続き、つまり嬉し楽しくめっちゃ音楽を作り続けております昨今ではございます(修羅場中とも言う……)。幸せな事だな、と心から思っております。こんな音楽作りました!など、そんな音楽にまつわるあれこれや、またそんな音楽をお届けするライブの情報なども、新しいFictionJunction.com、そしてFictionJunction Stationにてお届けして参りたいと思っております!
ちょっと走り書きのようなご報告になりましたがご容赦下さい。
一気に寒くなって参りましたがみなさまご自愛の上お過ごし下さいますよう!
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新年二度目のブログがこんな内容で本当に残念です……。
予定されていた、Yuki Kajiura LIVE featuring Sword Art Online”
ロサンゼルス公演が中止になりました。
詳細は下記をご覧頂けるようお願い致します。
http://sao-movie.net/us/yukikajiura/
上記サイト日本語訳は以下になります
※※※
残念ながら、2017年1月14日にドルビー・シアターにて行われる予定だった”Yuki Kajiura LIVE featuring Sword Art Online”はビザ取得の問題により、公演がキャンセルとなりました。ミス梶浦をはじめ、アーティストや関係者の皆もアメリカのファンの為に公演を行うことを非常に楽しみにしていただけに、この発表をしなければならないのは私たちにとっても非常に辛いことです。我々のコントロールできない要因によって起こった、この不測の事態によってご迷惑をおかけした皆様には、心からお詫び申し上げます。
オンライン上、もしくは電話越しに購入された全てのチケット代金は購入された場所で返金いたします(ドルビーシアターのBox Officeで購入された方は現地での払い戻しとなります)。代金は自動的に、購入に使用されたものと同じクレジットカードに返金されます。返金は、この発表から10日以内ほどで、口座への着金が完了するはずです。
全てのチケット購入者へ、イベントの記念パンフレットと限定版のSword Art Online the Movieオリジナル・ポーチを進呈させて頂きます。送付についての詳細は、後日に公式ホームページをご確認下さい。
お問い合わせはチケットマスターのホームページhttp://help.ticketmaster.com/contact-us/?_ga=1.217881686.1156578668.1483375091か、
800-653-8000までお電話ください。
※ 日本語でのお問い合わせは以下にお願い致します。
Aniplex of America contact@aniplexusa.com
(以上日本語訳)
中止にせざるを得なかった理由は、つまり「ビザ取得の問題」です。
とは言ってもビザの為の手続きをして下さっていた方々は
かなり速い段階から万全の体制で準備を進めて下さっておりましたし、
私やメンバーも含め渡航メンバーにかつて日本や米国で
何か問題になるような事があった訳でも勿論ありません。
私は勿論、メンバー皆々心から公演を心から、もうずっと楽しみにしていただけに
ただただ残念で、悲しくてなりません。
何より、チケットをご購入頂き、当日を楽しみにして下さっていた方々に
多大なるご迷惑をおかけする事を本当に申し訳なく思っております。
ギリギリまで何とかならないか、とスタッフの皆様が尽力して下さっていた為
発表がこの時期になった事を深くお詫び致します。
私としても予定されていたライブがキャンセルになるという事は
今までなく、初めての体験で、どう受け止めていいか未だによく解りません……。
ただ、悲しく、残念です。ライブが、やりたかった。皆様にお会いしたかったです。
キャンセルになった方への払い戻し、
主催社側のお詫びの品などのお知らせについては
上記サイトをご覧頂ければと思います。
せっかくSAOのライブ、Yuki Kajiura Liveに行きたい、
と思って下さった方に二度とこのような思いはして頂きたくありませんし、
私自身も二度とこのような思いはしたくありません。
繰り返し深くお詫びを申し上げると共に、
また、いつか、笑顔で、ライブでお目にかかれる日が巡って来ますよう
ただ祈っております。
It really saddens me to have to post this as my second blog entry of the new year…
The scheduled Los Angeles performance for Yuki Kajiura LIVE featuring Sword Art Online has been cancelled.
Please see the link below for details.
http://sao-movie.net/us/yukikajiura/
The reason we had to cancel was because of issues obtaining the necessary Visas to perform.
But I’d like to mention that our staff in charge of the procedure were planning and organizing towards this event from a very early stage.
And that no one on our crew including me, our artists or staff were involved in anything problematic to prevent visas to be issued.
I know that not only me, but each and everyone in our team had been looking forward to this show for the longest time, so it’s really just regretful and sad that it had to come to this.
Also, I feel extremely sorry for the inconvenience we’ve caused the ticket holders who were looking forward to seeing the show.
We also sincerely apologize for such a last-minute announcement of the cancelation. That is partly due to our staff exploring every possible angle, in hopes to make the performance happen.
This is the first time for me that a scheduled performance has been canceled, and to be honest I’m not exactly sure how to process the fact just yet…
So far, I’m saddened and filled with regret. I wanted to perform my show, and see all of you.
Please see the website listed above regarding the refund of all tickets and shipment of memorabilia.
I don’t want anybody who wanted to see SAO’s concert or my show to have to go through this situation again, and needless to say I don’t want to have to experience these emotions for my self either.
Again, I offer my deepest apologies, and am praying to see all of you smiling at a future show date.
Yuki Kajiura
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2017あけましておめでとうございます(^_^)。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
恐る恐る開いてみて「まだあった!」と自分でもほっとするような脅威の更新率(ある意味)を誇るブログでございますが皆様ご無沙汰致しました。
何事もなかったかのようにしれっと再開するには、元旦!これ以上のタイミングがあるであろうかいやあるまい!(反語)でも今後毎日書いちゃうとかそこまで積極的な感じでもなく今までよりはもうちょっと書こうかなでも比較的ゆるく行こうとかそんな気分で前置きがやたら長いですが謹賀新年です。
2016年もみなさまのお陰で、これ以上ない素晴らしい1年となりました。
数多くの曲を作る機会に恵まれ、それを聞いて下さる方に恵まれ。
一人の作曲家としてこれ以上の幸福はもう、願いようがありません。
本当にありがとうございました。心から。
本年も精進して参りたいと思っております。
また、貴方に「聞きたいな、聞いてよかった」
と思って頂けるような音楽を作れるように。
そしてこの文章を読んで下さった貴方が、
本年も沢山の素敵な音楽と巡り会われますよう。
その素敵な音楽の中に、私の曲がちょこっと混ざっていたら
こんなに嬉しい事はありません。
そんな1年となるといいなと。
心より祈っております。(^人^)祈祷なう。
個人的にはなにやらバタバタする事も多かった1年の特に後半でした。
主にあれですか、ヒトとヒトってやつです。(ワタシとヒト、ではない)
でもそれも含め、本日元旦の(午後)を迎え、
色々悩んでいた事を心の中でばっさりやってみた。
もう余計な事はすまい。余計な事で悩みもすまい。
「今年はシンプルに行こう」これです。
なんかすごく心がすがすがしくなった心地でおります。
楽しく、出来る限り素敵な音楽が作りたいので、
楽しく、出来る限り素敵な音楽が作りたいと思っている人だけと一緒に、
シンプルにやって行きたいな、と思う。
あまり多く持っていない個人的なエネルギーは
「いい音楽を作る」ことと「いい音楽を作る環境」を維持する為だけに使おう。
(あとはゲームのレベル上げとサイクルロードレース観戦にもちょっと使う)
そう決意した。
とてもすっきりしました。
まああたりまえの事なんですけれどね。再確認と言うかね。
そんな元旦の決意でございました。
みなさまにも、どうぞよき1年となりますよう……。
改めて、どうぞ宜しくお願い致します!!(^_^)ノ
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少し遅くなってしまいましたが……。
Yuki Kajiura Live vol.#13〜featuring Sword Art Online〜
無事終了しました!
無事と申しますか、終わっちゃった、寂しい……(ノ_・。)。
一度きりのお祭りかな、と思って始めたVol1から、
いつの間にかもうvol13になっていたんだなあ……と改めて感慨深く。
やはり私の本業は書き!と思っておりますし思っていたい所もありますので、
そう頻繁には行えないライブですが、ここまで続けて来られたのも
あの日あの時あの場所でその席で、一緒にライブという場所を作って下さった
貴方のお陰です。
本当にありがとうございました!
今回は初めての作品縛り、ソードアートオンラインという作品が
ゲームを舞台にしている、という事もあり、MCでも
もしライブメンバーがゲームの登場人物だったら!
などというはっちゃけた事をやってしまいましたが、
何と申しますかYKライブは、もうMCで私が何をやってもいいか、
という油断(するな)というか気楽さというか、そんなものがございまして。
それと言うのも演奏が始まれば、素晴らしきバンドメンバー、歌い手の皆様が
きっちり締めてくれる!という安心感があるからであります。
だからMCくらい何やってもいいか。(^_^)ゞ
という油断(するな)が私を弾けさせた!
長すぎだよ!と思われた方には本当に申し訳ございません!
そんな風に少しだけ気楽に、楽しみながら。
でも、自分だけ楽しくてもつまらない。
客席にいらっしゃる貴方も、そして出来る事ならば
ステージの上にいるプレイヤーさん達、影でがっちりと支えて下さる
スタッフの皆様。
全員で、ああ、楽しい音楽の夜だったな、そう思えたらいいなあ。
シンプルな望みですが、途方も無く大それた望みだとも自覚しつつ。
そんな思いで、いつまでも続けて行けたらなあ……と思っているYKライブです。
今年も幸福な事に、また幾つかの作品とお付き合いさせて頂ける予定です。
それぞれ一つ一つの作品と、がっつりと、泣いたり感動したり笑ったりしながら
ワクワクと向き合って一曲一曲、認めた音をまたライブという場所で
「こんな曲作ったよ!」と貴方に聞いて頂けたら。
今回はバンドメンバー紹介の他にも色々ゲームがらみのMCをさせて頂きましたが、
ゲームの本筋をメインクエスト、いわゆる寄り道的な所をサブクエスト、
などと呼んだり致します。
音楽を含めた娯楽というのは人生においてはサブクエスト。
報酬は、ただ「楽しい(かもしれない)」それだけ。
そんなMCをさせて頂きながら、
今、ステージにいるみんな、スタッフのみんな、
その席に座って下さっている貴方、一人一人、それぞれのメインクエストがあって、
その一つ一つが途方も無い、どんなゲームをも超えるような冒険の物語で。
でもみんな少しだけ寄り道をしてくれたからこそ
ここで会えるんだなあ……。
なんて事をしみじみと考えておりました。
ライブは終わり、私も旅の本筋に戻ります。
貴方のメインクエストにも幸多き事を祈りつつ。
また貴方の旅路の何処かで、お会い出来たら嬉しいです!(^_^)ノ
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更新日付が約一年ぶりなのを気にしたら負け!
ということで久々のブログでございます。
昨日3/5、
「FJC会員が選ぶ”もう一度聞きたいBEST20 PART2"」ライブが
賑々しく中野サンプラザにて開催されました!ヾ(〃^∇^)ノ
このライブは名前の通り、「今までライブで演奏された事のあるあらゆる梶浦曲」の中から、FictionJunction CLUB会員の皆様による投票で選ばれた曲をそのまんま!上から20曲どーんと演奏しちゃうぜいえい。
そのようなライブでございます。
パート1の時もそうでしたが、どのような曲が選ばれるのか
結果が出るまで私たちもどきどきわくわく。
何せ「もう一度聞きたい」という縛りなので、これ、
「一番好きな曲」とは多分……かなり変わってくる所が逆に面白い。
まだあまりライブで演奏された事のない曲だったり、最近あまり演奏していなかった曲だったり、がかなり上位に食い込んで来る傾向にございます。
その中でライブ定番曲がどこまで食い込んで来るか。
さて、昨日演奏させて頂いたランキングでございます。
01 あんなに一緒だったのに See-Saw(カヴァー)
02 stone cold FictionJunction
03 暁の車 FictionJunction YUUKA
04 Contractor サウンドトラック(Pandora Hearts)
05 MATERIARIZE サウンドトラック(舞-乙HiME)
06 Vanity 梶浦由記ソロアルバム『Fiction』収録曲
07 Obsession See-Saw(カヴァー)
08 アレルヤ Kalafina
09 edge See-Saw(カヴァー)
10 in the garden of sinners〜from paradigm
サウンドトラック(空の境界)
11 Madlax Mix サウンドトラック(Madlax)
12 光の旋律 Kalafina
13 黄昏の海 See-Saw(カヴァー)
14 everlasting song FictionJunction
15 in the land of twilight, under the moon
サウンドトラック(.hack//SIGN)
16 nowhere FictionJunction YUUKA
17 目覚め サウンドトラック(舞-HiME)
18 lirica Kalafina
19 凱歌 FictionJunction
20 宝石 FictionJunction
そして演奏ランクからは漏れましたが、50位まではライブ内で発表。
21 sprinter / Kalafina
22 君がいた物語 / See-Saw(カヴァー)
23 君が光に変えて行く / Kalafina
24 a song of storm and fire / サウンドトラック(ツバサ・クロニクル)
25 oblivious / Kalafina
26 synchronicity / FictionJunction
27 maybe tomorrow / サウンドトラック(Xeno Saga III ※Fiction II収録)
27 さよならソリティア / 千葉紗子(カヴァー)
29 Silly-Go-Round / FictionJunction YUUKA
30 fiction / 梶浦由記ソロアルバム『Fiction』収録曲
31 red rose / 梶浦由記ソロアルバム『Fiction』収録曲
32 key of the twilight / サウンドトラック(.hack//SIGN ※Fiction 収録)
33 優しい夜明け / See-Saw(カヴァー)
33 Sis puella magica! / サウンドトラック(魔法少女まどか☆マギカ)
35 the world / サウンドトラック(.hack//SIGN)
36 風の街へ / FictionJunction
37 ユメノツバサ / FictionJunction
38 花守の丘 / FictionJunction
38 星屑 / FictionJunction
40 Sweet Song / サウンドトラック(Xeno Saga III ※Fiction II収録)
41 adore / Kalafina
41 synphonia / Kalafina
43 Parallel Hearts / FictionJunction
44 約束 / FictionJunction YUUKA
45 Historia :opening theme / サウンドトラック(歴史秘話ヒストリア)
46 zodiacal sign / サウンドトラック(アクエリアンエイジ ※Fiction 収録)
47 everytime you kissed me / サウンドトラック(Pandora Hearts ※Fiction II収録)
48 eternal blue / FictionJunction
49 ARIA / Kalafina
50 ひかりふる / Kalafina
50 the main theme of Petit Cosette / サウンドトラック(コゼットの肖像)
50 open your heart / サウンドトラック(.hack//SIGN ※Fiction 収録)
※他の歌い手さんに提供させて頂いた曲も、FictionJunctionカヴァーとして
CDに収録されたものは「FictionJunction」表記になっております。
蓋を開けてみれば、上位20曲はサントラやソロ、非日本語から7曲、See-Sawカヴァーが4曲、Kalafina3曲、FictionJunction(+YUUKA)6曲と、まあなんともバランスの良い結果に。特徴的だったのはSee-Sawの強さですかね。これは、あまりカヴァーとかして来なかったのですが最近イベントや、Live Vol12で初めて演奏した曲が幾つかあり、まだ一度しかやっていない&やっと「演奏した事あるリスト」に載ってきたというのも大きいかとは思いますが、私にとってデビューユニットであるSee-Sawの曲をこれだけ選んで頂けたというのはやはりとても光栄な事であります(^_^)。
選んで頂けて嬉しいのはどの曲も本当に同じですが!
そして前回もそうだったのですが、ツアー終了直後だったKalafinaの曲が上位では少しだけ振るわなかった、これも「もう一度聞きたい」トラップですね!
例えば現在がんがん流して頂いている、そしてライブでの登場回数も多いKalafinaの「storia」よりも、そのオリジナル造語ver「Historia opening theme」の方が点数が高かったり。上位は別として4〜20位辺りは比較的「シングル曲ってなに?それ美味しい?」というランキングになっているのも面白い所!(何が面白いってFJC会員の皆様が)ですね!
ライブリハ中に演奏されない50位〜21の発表を画面上でかしゃかしゃとやっていたんですが、それを見ていた歌い手わかなちゃんの「ああ−!」「はうあ〜!」「おおお!」という反応がとても面白くて、これライブ中もリアルタイムでやって欲しいくらいだな〜と思っていたのですが、会場にいらして下さった皆様の一曲毎の「おおー!」「えええ!」「ほおお!」の反応の方でもっと楽しませて頂きました( v ̄▽ ̄) 。
私にとっても、そしてきっと皆様にとっても、意外性のありすぎるランキングでございましたね。やはり昨日のライブで一番面白かったのは会員の皆様。あなた、貴方ですよ……。
昨日あれだけ嵐のように(すみませんあんなに時間が経っているとか全く気付いていませんでした長くなってすみませんすみません)喋ったにも拘わらず言いたいこと書きたい事山のようにあります。
でも本当にね……どの曲も同じように、頂いた1票も、ただ、嬉しいです。
この曲が愛しいな、聞きたいな、と思って頂けるということは
作曲家として光栄の極みでございます。本当にそれだけ。
そして自分の作った曲を、ライブで自分でも「……ちょっとカッコイイな(^_^)ゞ」
と思ってしまえる程に素晴らしくプレイして下さるバンドメンバー、
そしてどこまでグレードアップすんのと突っ込みたくなる素晴らしき歌い手のみなさま。素晴らしき環境を常に黙々と整えてくれるスタッフのみなさま。
いつも本当にありがとう!!!
そしてあの場所で、客席で、一緒にライブを作って下さった貴方。
音楽って楽しいよね?
また一緒にライブやろうね?
昨日の夜あんなに一緒だったわたしたち、もう今日は別々の場所で違うことに頭を悩ませたり、笑ったり泣いたりしているんだけど別にそれは寂しい事じゃないなって。
今、そしてこれから貴方が楽しむ沢山の素晴らしい音楽、その中に私たちの作る音がまたひとつ、ぽつりと存在する事が出来たら。そんなに光栄な事はありません。
そうしたらまた、一緒にやりましょう。
本当にありがとうございました!書き切れない感謝を抱えたまま。
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Kalafina 武道館、LIVE THE BEST 2015 "Red" "Blue"2Daysが無事終了致しました。
……と、何事も無かったかのように書き始めてみるちょー久しぶりのブログ……。
この場所でライブ、コンサートを行うことが、音楽を生業とするユニットとして一つの大きな節目になる、という感覚は確かにありました。ただ個人的には、大変に思い入れしている場所である、という事は無かったのかもしれません。なので準備をしている段階も、当日会場に赴くときも、自分の気持ちとしては比較的冷静だったと思います。
ただ実際お客様を迎えた会場に赴き、本当にこれだけ沢山の方が、Kalafinaの音楽を生で聴きたい!と足を運んで下さるんだな、という事にまず深い感慨を覚えましたし、何よりステージに現れたKalafinaを迎えて下さるお客様の……間に流れる空気が、明らかに今までの場所とは違った。特別な緊張感と興奮……のようなもの、がぴりぴりと伝わって来ました。きっと今日、Kalafinaを長いこと聞いて見て来て下さって、「やっと来たね武道館……!」とご自分の事のように喜んで下さっている方が、この中に何人もいらっしゃるんだな……と。長く見守って下さり、Kalafinaいいよ!とお友達に、あるいはネットで宣伝して下さったり(^_^)!そしてそんな皆様に支えられてリリースを続ける事の出来たKalafinaの新たな音が、またどなたかの耳に届き、「ライブ行ってみようかな!」と今回初めて足を運んで下さった方、そんなお一人お一人に支えて頂いて、今日のこのステージはあるんだな。そうしみじみと感じられた事が、この二日で一番の、私にとっての感動でした。
赤い日と青い日、この場所でKalafinaに暖かい声援を送って下さった皆様のお陰で、「武道館」という場所はこれからは私にとってもとても特別な場所となりそうです。2Days、ご参加下さった全ての方に、心から、ありがとうございました。
ステージ上は、演出映像照明衣装、振り付けなども、「武道館仕様」の細かな試みが色々ございました。ご協力頂いたスタッフの皆様には本当に感謝です(^_^)。客席の皆様にも細かな、この場所ならではのアレコレを、お楽しみ頂けていたらいいなと思います。
Kalafina、バンドの皆様の演奏を含め、この二日間にお届けした音楽は……「Kalafina通常営業」だったと思います。
ただ、この公演を「通常営業」と(少し胸を張って)言い切る事が出来るまでには、いささか長い年月がかかりました。長い年月を経て辿り付いた分、ここから「営業」レベルが落ちることはもう無いでしょう。次のライブも、そして次のライブも、今日のような音楽を、むしろもっと進化した音楽を、お届け出来る事と思っております。
それには、ステージを支えて下さったスタッフの皆様を始め、Kalafinaの音楽にただ「仕事」と呼べる以上の熱意を持って参加して下さっているバンドの皆様(本当に感謝の念に堪えません)のご協力も欠かせないものでした。そして、Kalafinaの三人が今の歌、ハーモニー、まだまだ発展途上ではありますが現在のレベルのハーモニーを自分たちの力で作り上げるまで、どんなに努力したか……は、ただ、もうそろそろ、いいかな、と思っております(^_^:)。色々な所で語り尽くした感もございますし、本人達も自分たちの「努力」を売り物にしたいなんて露ほども思っていないと思いますし。まあ、自分たちの名前でステージに立っている以上、自分たちの音楽をよりよいものとする為に努力し続けるのはむしろ当たり前です。
ただ、一応「Kalafina」というユニットを立ち上げ、自分の作った曲をメンバーに歌って貰っている一人の作曲作詞家として、元々歌い手としての才能に溢れ、そしてなにより、その「当たり前」を7年間、ひたすらこつこつと続ける事が出来る歌い手さん三人に巡り会えた事は、本当にただ、奇蹟のように幸福であったな、とただ感謝しております。
と相変わらず(久しぶりのくせに)長いブログとはなりましたが、私自身もこの二日間、とても楽しませて頂きました。……と言いつつ、ライブの時間の半分は、「今後のKalafina」について色々考えておりました(笑)。まあプロデューサーなんてそんなものでございましょう。去年ベスト盤2枚をリリース、ベスト盤を引っさげての今回のライブ、などもさせて頂きましたが勿論Kalafinaは解散するつもりなど毛頭無く、今回のライブ初日にお届けした新曲、Fate / stay night 2nd.SessionのEDを飾らせて頂く「ring your bell」のリリースも控えておりますし、二日目にお届けした「far on the water」は四月から「歴史秘話ヒストリア」のエンディングに小さな華を添えさせて頂きます。秋からのツアーも決まっておりますし、今後も様々な音楽で、新たなステージで、皆様のお耳に、お目に、かかることが出来ればいいなと思っております。
Kalafinaの三人とは、「ここは通過地点。でも素敵な通過地点だから、後から振り返って『あの時!やったよね!』と思えるような赤と青の旗を、この場所にがっつり立てて通り過ぎたいよね!」と話しておりました。
Red Day、Blue Day、ご参加下さって、ライブというあの場所をご一緒に作って下さった皆様にも、数年後(出来ればまたKalafinaの音楽をお楽しみ頂きながら)時には振り返り「あそこに!私たちも一緒に立てたよね、赤と青の綺麗な旗!」
そう思って頂けるライブとなった事を祈っております。
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うわあこの間ブログ書いたの11月だったんだ……と今更ながらに気付きつつ。
Yuki Kajiura Live vol11、千秋楽NHKホール、お陰様で無事終了致しました。
無事と申しますか、約2ヶ月に渡り、多少週は飛びながらも
週末はライブ!という体制が続いており、
もう今週からそれが無いのか……と思うと何だか不思議な気が致します。
というかマジ寂しいよう……(ノ_・。)。
本来の作曲のお仕事としても少々忙しい時期に重なっており
この時期にぶつけて過去最長二ヶ月間のツアーというのは
自分にとって
ちょっと冒険でもありました。
……でもツアーやりたかったんだよ!
それに、週末はライブ!というリズムが
思っていた以上に
書き生活にも良いテンポ感を与えてくれたな、
と思っています。
何より、優秀なスタッフの皆様、そしてバンドメンバー、
頼りになる歌い手の皆様に
あらゆる面で支えて頂きました。
もう「バンド」「一座」と呼びたくなる仲間達に、心からの感謝を。
ありがとうございました。
週末、ライブもだけどみんなに会えるんだ!ヾ(〃^∇^)ノ
というのも本当に楽しみだった。
一緒に作った「elemental」というアルバムを
今度は一緒にライブで演奏出来る!という幸福は
何にも代えがたいものでした。
そして様々な場所で、Yuki Kajiura Live vol11に
客席で参加して下さった貴方。
ライブでも毎回申し上げましたが、
みんな、ではなくその席に座って下さっていたたった一人の貴方へ。
ライブという場を、一緒に作って下さってありがとうございました。
貴方にお会い出来る事が、二ヶ月間の幸福、心の支えでした。
貴方がどんな気持ちで、私たちのライブを楽しみにして下さったり
あるいは悩みながらもチケットを購入して下さったり
もしくは友達に誘われて何となく、もアリでしょうし!
あの席に座って下さっていたのか。
本当の所は解らないけれど、でも解りたいなあ、と思うんです。
そしてどんな理由、気持ちであれ
貴重な貴方の時間を、私たちと共に過ごそうと決心して下さった事
本当に光栄です。ありがとうございました。
「貴方」は私なんです。
十代の頃、ライブのチケットを入手するのは一大事件で、
何とかお金をやりくりして、手作りで上から下まで服を作ったりして。
気合い十分で何ヶ月も前から楽しみに赴いたライブ。
二十代の頃、お仕事を始めてお金はちょっとだけ楽になったけど
今度は時間のやりくりが大変で、残業を続けて何とか時間を作って
わくわく赴いたライブ。
そして30、今40代になると、
そろそろスタンディングきついなー、昔は踊り狂ったけど
ちょっとゆったり見たいなー(笑)
などと思いながら、
昔と違ってちょっとあら探しなどもしちゃったり(^_^:)、
それでも楽しみに、わくわく赴くライブ。
勿論そんな私と貴方は違っているだろうけれど、
でもそんな自分の姿を思い出しながら、
そんな自分を裏切るようなライブだけはしたくないな、
ただ、楽しかったな、ここに来て良かったな、
と思って頂けたらと。
それだけが全てでした。
チケットを握りしめながら(まあ普通は鞄にしまってるだろうけど…)
会場に向かって下さる貴方の姿を想像するだけで
何だか泣きそうになります。
あの時間を共有して下さって、ありがとう!!
何度言っても足りない気がしております。
自分でも、ちょっと無理をしたツアーでもありました(^_^:)。
でもきっと貴方も、どこかで何らかの無理をして
あの時間を分け合いに来て下さったんですよね。
その無理に、心からの感謝を。
アンケートなどを拝読していても思う事ですが、
一人一人の方がライブに求めているものは本当に違って
多数派の意見というのは殆ど無い。
でもそれも当然かとも思います。
だから、全ての貴方に満足して頂けるライブ、は本当に難しい。
大人数で様々な場所に伺うのに、
どうしてもこうでなければ出来ない、という事なども産まれてくるし、
ライブの楽しさもですが、続けて行く難しさも
回数を重ねるごとに身に染みて参ります。
それでも今回はなるべく多くの場所に伺いたかったし、
その為に色々試行錯誤してこのようなツアーになりました。
楽しんで頂けた事を、
ただ祈る事しか出来ませんが。
FictionJunctionのelementalというアルバムは、
特に新録の新しい3曲+1曲を作っている時に、
音楽の幸福を思い出させてくれるような
そんな貴重な時をくれたアルバムでした。
ただ幸せで、
私だけがこんなに幸せでいいのかと、
出来れば、参加してくれた歌い手のみんなも
プレイヤーのみんなも、
拘わってくれたスタッフのみんなも
そして聞いてくれる方も
一人残らず幸せになるといい!と子供のように本気で思っていました。
このツアーが出来た事で、
私のシアワセは二倍にも三倍にもパワーアップ致しました。
その幸福の欠片でも、プレイヤーのみんな、歌い手のみんな、
スタッフのみんな、そして貴方に
届けばいいな!
そればかり思っていました。
人を幸福にする事は本当に難しいけれど
ほんの少しでも、
届いていますように。
ありがとうございました。
また、お会い出来ますように!
つらつらと思いつくままに無節操に書いたら
長いブログになってしまいました。
読み返すと赤面して消しそうなのでこのまま上げます(笑)。
……最後に、NHKホールでアレです。
すみません。
曲紹介飛ばしました(^_^:)。
なのでセットリスト上げておきますね。
カッコの中身は一応最新の収録CDでございます。
ま、間違ってないといいななな!
4/20 NHKホールセットリスト
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elemental (elemental / FictionJunction)
storytelling (elemental / FictionJunction)
forest (Fiction II / 梶浦由記)
Liminality (.hack//liminality サウンドトラック)
in the land of twilight under the moon (,hack//sign サウンドトラック2)
luminus sword (ソードアートオンライン 映像作品付属サウンドトラックCD)
花守の丘 (everlasting songs / FictionJunction)
Credens justitiam (魔法少女まどか☆マギカ Music Collection)
historia Opening theme (歴史秘話ヒストリアサウンドトラック1)
空の境界「未来福音」M23 (未来福音 映像作品付属サウンドトラックCD)
ひとりごと (elemental / FictionJunction)
storm (elemental / FictionJunction)
eternal blue (elemental / FictionJunction)
時の向こう 幻の空 (elemental / FictionJunction)
野原 (elemental / FictionJunction)
rising up (歴史秘話ヒストリアサウンドトラック3)
凱歌 (elemental / FictionJunction)
absolute configuration (魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語 映像作品付属CD)
君がいた物語 (Dream Field / See-Saw(カヴァー))
stone cold (elemental / FictionJunction)
Distance (elemental / FictionJunction)
zodiacal sign (Fiction / 梶浦由記)
Parallel Hearts (elemental / FictionJunction)
Sweet Song (Fiction II / 梶浦由記)
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テヤッ!(ノ≧∇≦)ノトドケー!=====((((シアワセ)→ Σ(゚口゚;.
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数日前になりますが、Paul McCartney来日公演、千秋楽へ行って参りました。
スマフォとかiphoneなら写真とっていいよ、
なんてコンサートは初めてだったので、びくびくしながらアップですが
本当にいいのかな?いいのかな?(・_・ ) ( ・_・)ドキドキ
いやあもう本当に。
ただただ最高でした。
今回はアリーナ某ブロック最前列という素敵な席で見ることが出来ましたので
もう座って存分に堪能していようと思っていたんですが、
ライブ始めの音が流れた途端に飛び上がってしまい、
後はもうアガりっぱなしで座ってなんていられませんでした(^_^:)。
事前に行った皆様からともかく最高だったとか今まで見た中でベストのライブだったとか、色々な褒め言葉だけは山ほど聞いていたので、私何か特別な、度肝を抜かれるような仕掛けでもあるのかもしれないな……豪華ゲストとか?等と思っていたんですよ。
でも違った。
いい演奏でした。いい歌で、いい音で、いい映像で。
MCも、一生懸命日本語を喋ってくれて、英語の部分は字幕を出してくれたり、
MCの分量はかなり少なめだったけれど完璧なMCだったなあ。
余計な事を言わず、でもちゃんと伝えたい事は喋ってくれて、
また曲に入るタイミングのニクいこと。
私たちがその曲をどれほど楽しみにしているか、曲ごとにちゃんと理解していて、
驚かせるべき所はちゃんと驚かせてくれて、泣かせる所は控えめに泣かせてくれて。
音も映像もMCも、ありとあらゆる意味で「心得ている」、
そして本当に素直に観客を過不足無く、「音楽で」楽しませてくれようとするキモチが伝わって来る、気取り無く、「僕の音楽で楽しんで行ってね」という心に溢れた、そこに全くブレの無い、もう私の理想とするライブの形だったなあ。
もう本当に私ただのミーハーでした。
ポールの思い通りに、全部手のひらの上で、イントロの度に奇声をあげ(笑)、泣いたり笑ったり身もだえたり歌ったり踊ったり跳ねたり、また彼の手のひらでコロコロされるのが気持ちよかったこと。
身内話にはなりますが、私が小学生の頃Beatlesを聞き始めたのはもう全てまい兄上の影響で、当時両親の好みでオペラとか歌曲しか流れていなかった家にBeatlesとかKissとかQueenを持ち込んでくれて、父上に、壁に貼ったKissのポスターをなんだこれは!と破られちゃったりしながらも(笑)めげずに我が家にPopやRockを持ち込んでくれたおにいさままじありがとう。はじめは「おにいちゃんが何だか五月蠅いもの聞いてる〜」とか思っていた妹も、今はDrumsのタム回しや大人ギターリフ等に身もだえ出来る立派な大人に育ちました。
そのうち父も、sgt. pepper’sなどを聞きながら「これはなかなか面白い」なんて言うまでに影響を受けてきたし、その兄や、当時から一緒に色々聞きまくっていた妹も同じ会場でこのコンサートを聴いていた事がまた何だか感慨深かったのでございます。
そう、この感動には私の、過去BeatlesとWingsしか殆ど聞かずに過ごしたような数年分の思い入れ分の底上げ、各曲への思い入れとかそんな家族との記憶とか、昔の彼氏と、wingsの歌詞の解釈について今思うと鬼のようにどうでもいい事で泣きながら大喧嘩をした記憶とか(笑)、その辺り分の底上げは死ぬほど詰まっていますよ?
でも音楽ってそんなものだしそれでいいもんね。
だってPaulだって、色々な音楽を時代を歴史を経て、その彼の偉大な軌跡ごとあのステージに立ってくれていたんだもの。何だか勝手な推測なのかもしれないけれど、色々な私には想像も付かないようなしがらみや様々な彼の歴史を経て、今すごく素直な気持ちで客席と向き合ってくれているような気がしたんだよね。色々な人たちへの賞賛と追悼、色々な彼の言葉が歌が、とても素直な所から発信されているような気がして、最終的には「音楽って楽しいよね」というただそれだけでいいんだという所から出てきているような気がして、ただ幸福なステージだったなあ。それが単にこちらの思い込みだったにしても、そう思い込ませてくれた事にただ感謝。
もうこれだけで十分長い記事なので、各曲が始まったときの失神しそうな感動とか何が泣けたとか書き始めると数日間書き続けそうなのでこの辺りにしておきます(^_^:)。
でもそれにしてもアンコール最後、
golden slumbersが始まった時にはもうまじ失神するかと。
だってこの流れはあれでしょ、carry that weight 行くでしょ、
それでthe endで占めるんでしょ?
それが聞けるんでしょ?
まじですか?ほんと?
そして来るとは解っていても、
the endのピアノのかっかっかっか!
が始まった頃に、やはりああこれが本当に来た!本当に来ちゃったよ!
とやはり失神しそうになっていました(笑)。
もう担ぐ!
どんなweightだって担ぐからわたし! \(*`∧´)/
もう本当にそんなんなってました(笑)。
今回千秋楽という事で、アンコールの曲で振って下さい、
と主催の方から全員にサイリウムが配られ、
振ったとも!
翌日筋肉痛になるまで!
……すみません今回のコンサートで私、
通常梶浦コンサートで禁止事項にしている事を
全てやって来たような気がします(^_^:)。
でも許す!(私が!)
はあ。
数日経てばもう少し冷静に記事をかけるような気がしていたんですが
やはり無理でした。
だって仕方ないよね。
彼の音楽に触れなかったら、私確実に今音楽やってなかったと思うし。
やっていたとしても全然違った形だったと思うしね。
しかしもう本当にこの辺りにしておきます。
幸せな音楽を、絶対に忘れられないだろう一夜を、
ありがとう、Paul McCartney!
貴方の音楽を、永遠に愛している1ファンより。
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2013年10月13日(日) マチアソビ
マチアソビvol11、「デジタルクリエイターセミナー」参加させて頂きました。
Kalafinaがもう二度お邪魔していた「マチアソビ」
是非一度遊びに伺いたいものだなあとずっと思っていたのですが
なかなかタイミングが合わず……今回やっとです。
ただ、始めにお話を頂いた時は
えっ、でじたるくりえいたーとか!せみなーとか!
なんかそれ私には無理です無理!Σ(゚口゚;.
とかなりびびりが入っておったのでございますが
「とりあえずただ話せばいいから」という事で
今回はアニプレックス高橋祐馬さんがお心くばりたっぷりの司会をして下さり、
またゲストに入って下さったufotable近藤光社長にも随分助けて頂き
終わってみれば私個人としてもとても楽しめた一時間半でございました。
これだけの時間をかけてみっちり「作品の音楽を作る事」的なテーマでお話を
させて頂いたのは考えてみれば初めてでございました。
まあ何と申しますか私
言ってしまえば音楽作ってるだけで
結構幸せになれちゃうというか。
もうやだー眠いーとかギャーギャー喚きながらも
結局ニヤニヤしながら作っていると言うのか。
ココロのストレスも安定も全て音楽から貰っていると言うのか。
周囲からも
「まあ、あいつは音楽作らせておけばとりあえず大丈夫なんじゃないか」
と色々許して貰っている気がします。
でも自分が楽しいばかりでは
やはりお仕事としては
全て本能からの音だけになってしまってもアレですので、
やはり規制をかけたり自分なりのルールを
きっちりとさせておきたいと思う部分もあるわけで
何だかそんなお話をさせて頂いたような気が致します。
「結局はさ、客観性だよね」
音楽作りとかライブとか色々な話を人とする度に
そこに辿り着く事が多いんですけれども。
今日のお話もそんな結論に近かったような。
何かモノヅクリをしようなんて人間はそもそも欲の塊だし
溢れ出てくるものは限りない訳だし
それを良くも悪くも制御するもう一人の自分、
「客観」と呼ばれるものとのお付き合いは
いつもとても大切だという気が致します。
……まあそんな!
ご参加下さった皆様にも、とても暖かく聞いて頂けて
楽しゅうございました。
本当にありがとうございました!
皆様にも少しでもお楽しみ頂けていたら、
と祈るばかりです。
マチアソビ、今夜(12日)も明日も明後日も
楽しそうなイベント目白押しで、
時間さえあれば空の境界全部見ようぜオールナイトとか
参加したかった〜(>_<)。などと後ろ髪を引かれつつ
帰って参りました。
お世話になりました皆様、楽しい一時を本当にありがとうございました!
といいつつ帰宅してすぐtwitterプチイベントをやらせて頂いたり
明日と明後日はまた楽しみな
FJCイベントが待っていたりする訳ですがヾ(〃^∇^)ノ。
またその話はいずれ!
とりいそぎのブログでございますが本日はこれにて!
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