7月, 2006 - FictionJunction

BLOG


2006年7月28日(金) 凝り方も 中くらいなり おらが肩

中くらいの肩こり持ちです。

敢えて中くらいと書いたのは、私の身近に天下無敵の肩こりさんがおりまして、その無敵っぷりと来たらもう、肩なんてもんで差し上げようと思ってもまず指なんて入らない。「なにこれ、鉄板!?」なあの方に比べたら、私の肩なんてスウィートなものだなあと思ってしまう訳です。

それでも年中無休で付き合いの長い肩こりは結構辛く、特に疲労が溜まると肩にも何かが溜まるらしく、頭は痛むは目眩はするわ、眠ろうと思って横になっても身の置き所が無い感じでうがーっと飛び起きてしまったりも致します。そんな時の私の強い味方。それはホカロン。

そう、ミニホカロンを両肩にぺたりと張るのです。即効性で効いてくれます。頭がのぼせがちになるので仕事中には不可ですが、就寝時に装着します。昨夜(今朝)もそのように、Tシャツの両肩にほくほくと貼り付けてベッドへ入った訳なんですよ。

で。
数時間後起床し、起き抜けのボーっとした頭でコンビニへ赴き、帰宅してから気付く訳ですね。ホカロン装着中だった自分に。(と言うかせめて着替えろ。コンビニ行く前に。)それも今日に限って赤いTシャツ着ていたりするの。白ホカロン自己主張しすぎ。おまけにまたまた今日に限って、コンビニだけでは終わらずドトールまで遠征してコーヒー購入していたりするの。これで少なくともホカロン目撃人口が推定20人は増えたのは間違いない。みせびらかしすぎ。とりあえず道中、「もしもしそこ行くお嬢さん、肩にホカロンが付いていますよ?」と語尾上がりに優しく声をかけてくれる親切な人も現れず、(かえって恥ずかしいだろうからスルーして下さった皆様に感謝すべきでしょうか)気付いたのは帰宅してシャワー浴びようとしたその瞬間でした。

そういえば今日に限ってその3、行きがけに近所在住の知り合いの方とすれ違ったんですよ。お声かけようかなあ、と思いつつ、起き抜けスッピン髪ボサ状態は、一応あーてぃすととして(それ以前に人間として女として)かなりどうかと思い、こそこそと道の脇に寄り素通りしちゃったんですが、声かけないでおいて良かった……。それともあの時「あっMさん!やっほ〜!」と脳天気にやっていたら、「もしもしそこ行くお嬢さん、肩にホカロンが付いていますよ?」とご指摘頂けたんでしょうか。いや、やっぱり声かけないで本当に良かった……。

そんな訳で。相変わらず前置きが長いですが。
そう言えばいつも曲のイントロも長めかもしれない。

長いと言えば、8月頭に「舞-乙Himeベストコレクション」というCDがリリースされます。
(あくまでさりげなさを装って宣伝へと突入。)
主題歌を歌っていらっしゃる栗林みな実さんや、出演されている皆様の歌を集めたCDなのですが、このDisc2にサントラCD未収録BGM集というのを付けて頂きまして、そこに収録するための「舞-乙Hime音楽メドレー」というのを先日作りました。

元々BGMの中に、舞-Himeを中心にこれまでの楽曲をメドレー風に…という趣旨で作った曲があり、(これも今回のCDに収録されます)これはあくまでBGM目的でしたので短いんですが、今回このCDに入れる為に、今度は新たに舞-乙Himeオンリーメドレーを作ろう、と言う事になり、頂いたご連絡が、
「7〜8分ある曲がいいですねえ」
おお、大作になるかな、と思いつつ打合せへと赴きますと、
「10分くらいあるといいですね!」
……増えてます。

10分って結構あるよなあ、と思って作ってみた結果、
出来上がった曲は楽々12分オーヴァーでした……。

これが楽しかったです。
元々サウンドトラックは比較的短時間で多くの曲を作る為、後々一曲一曲をじっくりと振り返る、という機会が実はあまり無いんですよね。そんな訳で今回、舞乙-Himeの楽曲を大量に引っ張り出して、あれをこうしよう、ここをこうやって繋げよう、このコーラスここに差してみよう、とか、キーを変えたりテンポをいじったり、みちみち作業を行って、(Remixって本当にみちみち作業なんですよ)昔曲をじっくり聞いてみたりして、かえって新鮮でとても楽しゅうございました。楽しんだ結果が12分です。でもこれでも結構絞ったの。制限無かったら20分くらいになっていた事は間違いない。皆様にも、こんな曲もあったなあ、あんなシーンもあったな、と振り返りつつ聴いて頂けたらとても嬉しゅうございます。

それから。
梶浦がBGMを担当しておりますアニメーション、「ツバサ・クロニクル」の挿入歌を、FictionJunction YUUKAで歌う事となりました。なりましたと申しますか、もうレコーディングはとうに済んでおります。タイトルは「aikoi」です。ちょっとツバサの世界観には不思議な曲だったりもして、(不思議な曲調、という意味ではないですよ)そこにはちょっとした謂われがあるんですが秘密です(笑)。この曲は勿論放映でもオンエアされますが、9月に発売になる4枚目のサウンドトラックにも収録されます。宜しければこちらも是非聞いてやって下さいませ!

そんなこんな、引っ越し早々自スタジオ泊まり込み出張状態が続いていてやっぱりね。次に家に帰れるのはいつになるんでしょうか。ああ懐かしの我が家よ。今日も嬉し楽しくお仕事に精を出すのでした。

Comments (8)

2006年7月18日(火) 引っ越し

いつまでも最新記事がワールドカップなのはどうか。

という事で短め更新です。
そうそう、最近発売になりましたツバサ・クロニクル3、ゼノサーガエピソード3サウンドトラックのご感想をメール、掲示板で下さった皆様、ありがとうございました! いつも同じ事を書きますが、音楽は個人の感覚で自由に楽しむもの。お一人お一人、個々のご感想を直接頂ける皆様からのメッセージ、音を作る身にとって何よりの励み、エネルギーとさせて頂いております。多謝でございます!

さて。
ここ最近何をやっていたかと申しますと引っ越しですよ。実家を引き払い、家族で仕事場の近くへさくっと移った訳なんですが、ワールドカップも後半戦は引っ越しの準備を進めながら横目で眺めておりました。今まで仕事場と寝る所が一緒という、何とも誘惑の多い環境だったんですが、これからは出勤するの。朝起きて仕事場へ出勤して夜はちゃんと帰るの。(多分……)でも仕事場にも一応ベッドは確保してあるの。さて一体どれほど「出勤」状態が確保出来るのか。結局「出張」状態が続くのではないか……という懸念はさておいて。

それにしても、実家に置いてあった荷物の整理が大変でした……いやあ。今の場所へ移動した時、実家の荷物は殆ど整理したつもりだったんですが、甘かった。幼稚園時代の絵とか、小学校の文集とか、教科書やノートもかなり残っていた。卒論とか思わず読んじゃった。昔の手紙も色々出てきて、あっラブレターとか言いながら読んじゃった(笑)。何よりアルバム。こんなに重くてかさばるものだったとは。
人に歴史あり。歴史は物を堆積させるものなんですなあ。

そんな自らの歴史を捨てて捨てて捨てまくりつつ新居の生活が始まった……筈なんですが部屋の家具を選ぶ時間が無く、ベッドも机も何もなく、まだダンボールの城壁の中で床で寝ています……早く、せめてベッドを入れたいです(涙)。

そんなこんな。

Comments (8)

2006年7月10日(月) 見届けたのは

カーン………!(涙)
三位決定戦もいい試合でした。カーンの出場にはほろりとしてしまいましたよ。カーン様ナイスセービングでした! クローゼの得点王もおめでとう。4年前はまだ若造若造していた感があったのに(笑)。今回はより若いプレイヤーのフォローもきっちり。4年って長いんだなとしみじみ。いやあ、何だかんだドイツはいい終わり方出来たんじゃないですかね。

そして昨日の決勝戦。
見たい気持ちを我慢して、さてそろそろ試合終わるぞ、ジダンの花道、見届けるか! なタイミングでテレビを付けた私が見届けたのは彼のレッドカード一発退場でした………ああ。何というか今大会は本当にドラマが多かったと思うのは、珍しくリアルタイムで見た試合が多かったせいなんでしょうか。

そうそう、ウィンブルドンもフェデラー勝ったみたいですね。(嬉しい)それにしてもすごい試合がよりによって同じ日に開催されていたものですよねえ。こっちも見たかったなあ。
そんなスポーツウィークでした。

Comments (3)

2006年7月5日(水) 祭りの終焉

よりによって………延長の最後の一分………ですか(涙)。

そんな訳で昨夜(今朝)は、某家で知人とドイツVs.イタリア戦観戦でしたよ。相変わらずワインとチーズが友ですが、先日のドイツ戦であまりにもテンションを上げすぎ、その後のイタリア戦は見事に寝落ち、翌日までヘロヘロで使い物にならなかった我々は自らの態度を軽く反省し、昨日の試合は開始前まで仮眠を取り、その上で観戦コンセプトを「ぬるく見る」に設定しておくという万全ぶりです。

ぬるく見るコンセプトのルールとは。
画面を長時間凝視しない。気を散らしながら見る。たまにサッカーと全く関係のない話題を振る。振られた無関係話題には必ず反応しなければならない。あまり長時間(推定5分以上)画面を凝視しすぎる、もしくは無関係話題に反応しないとイエローカードです。(二枚くらえば当然退場です。→テレビの無い部屋へ)

そんなあまりにも下らないルール設定の結果、ある意味普通に見るよりも余計疲れた気もする今朝の観戦。とりあえず選手の国家斉唱の時、必ず一人はいる音痴なやつを探せ!とか、(そういうやつに限って一生懸命歌っている……気がする)イタリアのユニフォームのグラデーションは汗染みにしか見えないよねとか、田村名人(カモラネージがどうしてもそうとしか聞こえなかった)の髪型は軽く素浪人だよねとか、ドイツの参加型監督は最高だよねとか、昔キャプテンツバサにシュナイダーって選手いたよねとか、そんな話の合間に、ところで13×4は?とか、最近来たスパムメールでイケてたタイトルを一つあげよとか、80年代ブリティッシュロック限定イントロどん!とか、そんなフェイントをかましつつ、多少混乱気味にまったりと観戦しておりました。何だかね、一応ドイツ応援していたんだけどね、何となくイタリアには負けるんじゃないかな〜とどこかで思っていたんですな。でも延長まで粘った時にはかなり期待しちゃったんだけどね! PKに持ち込んでレーマンのゴッドハンドの大活躍にね!

まあ、でも、ドイツの活躍のお陰で、今回は非常に盛り上がったにわかーずでございましたことよ。決勝戦はフランス応援する。(今日勝てばだが……)ジダンの花道を華々しく飾って頂こうじゃないか。何かこう、「ヒーローの引き際」というドラマには私弱いのです。ドイツもまだ三位決定戦あるし。クローゼの得点王にも期待出来るし。三位だとしても勝って終わるのはそれはそれで悪くない気がするし。(勝てば、だが……)

そんな感じでお祭りも終わりという雰囲気です。元々基礎体力に問題があり、あまり長い祭りだと疲労困憊ダメ梶浦になってしまうので丁度良いタイミングかもしれませぬ。仕事しろ?な?

そんな日々でした。
今日は試合終了10分前から見ようと心に決める準決勝。

Comments (1)

2006年7月1日(土) サッカー観戦中

クロォゼェェェェェェーーーーー!
と後半30分(辺り)で叫んだのは私だけではない筈だ。
ヘッドパス(って言う?)の繋ぎも見事な、いいゴールだったなあ。

ここ数日はお仕事もあり、ワールドカップの結果はニュースで知る事が多かったのですが、本日一仕事終わり、この週末は比較的オフ態勢。そんな訳で夜から我が家に知人を招き、ワインとチーズでドイツvsアルゼンチン戦の観戦です。クローゼの同点ゴールとPK戦ではもう大盛りあがり大会ですよ。部屋の中でみんな立ち上がってるの(笑)。レーマンすごい。勝利で万歳三唱。隣の家の方ごめんなさい。

にわかーずのサッカーの楽しみ方には色々ございます。
にわか故に選手名に詳しくないので、勝手に渾名を付ける。岩城滉一、大泥棒ホッツェンプロッツ、デビッド・ボウイとか、土屋君とか(意味は無いけどとりあえず土屋君、という感じだった)。友人は今回「いい男率No.1」だと言うスペインの敗退を何より悔しがっておりました。
そんなこんな。

これからまだ飲みます。イタリア戦まで頑張る(寝落ちしなければ、多分)。
そんな梶浦家から中継でお送り致しました。

Comments (3)