2006年3月18日(土) お一人様につきワントラブルな日
某月某日。
とりあえず胃の調子が最悪で、出発直前までトイレに籠もり、もーダメだスタジオには行けないかもしれぬ‥‥骨は拾ってくれ! ともがきつつ何とかスタジオへ参りましたバンド録りの日。
まずギターの某氏の車が五寸釘を踏み、パンクで遅れるとの連絡あり。
とりあえずドラムとベースの音作っておくか、と思う間もなく、ドラムのヘッドがいきなり破れ、スタッフ慌てて買いに行く。
ではベース、と思いきや、べースアンプの音が出ません。
ギターの到着を待ち、ヘッドを変え、ベーアンの換えを待ち、
レコーディングスタートするも既に二時間押し。
極めつけは夕食タイム。蕎麦を頼んだのですが、某アシスタントエンジニアさんが自分の分の皿うどんを持ち上げると、何と皿の底が抜け、うどんが綺麗に床に散らばる。
もうこうなってくると、これは厄落としの日。この日トラブルに見舞われなかった数名の方の行く末の方が逆に怖いといった雰囲気です。
しかし二時間押しながらも何とか鬼のようにリズムは録り終えました事ですよ。
みんな頑張った!
改めてこんにちは、梶浦由記です。
そんな山場に次ぐ山場続きだった昨年秋から今年初旬を何とか乗り越え、
今は
こ
ん
な
スローな感じです。
いえ、まだ若干お仕事残っているので働くのですが、でもテンポが何ともゆっくりで、今はミドルテンポ以上の曲は作るの無理な感じです。頭も身体も。
しかしこの時期、何より辛かったのは。
部屋が「散らかっている」とか「ひどい」を通り越し、ある意味あり得ない状態になっていた某日、いきなり我が家にやってきた、
「消防点検」
でしょうか。
きっと前もって御連絡頂いていたに違いないのですが、全く気付いておりませんでした。
まさかお帰り頂く訳にもいかず、もう上辺だけでも何とかしようという気力さえ無く、そのまま点検して頂きましたけれどね。
消防設備がどうのこうの言う前に、この部屋は火事になった場合、とりあえず住人は散乱したケーブルや譜面その他諸々に足を取られ、玄関に辿り着く前に果てるだろうと。
きっと点検のお兄さんもそうお思いになった事でしょう。
私もそう思いました。
そんな部屋を片付けようと思う気力もまだ復活せず、
相変わらずあり得ない部屋の中でしたためる。
とりあえずの久しぶりのブログでした。
でれ〜〜〜〜〜〜