「紫外線というのは、当然瞳からも入ってくるのです。どんなに日焼け止めを塗っても日傘を差しても、瞳からの紫外線に反応してメラニンは増えてしまうので、夏はサングラスを忘れずにね!」
そんな記事を見ると、「ええっそんなの大変じゃん!サングラスしなきゃダメじゃんダメじゃん!」と反応してしまう梶浦は、早速通りすがりのデパート(折しもバーゲン中でラッキーです)にてサングラスを購入するのでした。紫外線を防ぐのが目的なので、細い小さいタイプではいけません。レンズが横に長め、グラデーション入りの、ふちも分厚いやつですね。茶系か紫系か悩んだ結果紫ですね。外に出て装着し、ふと横のウインドウにて初めて全身チェックを致します。和系だらりんアロハに色あせジーンズ(長め)、はだしにサンダル茶髪にキャップ+サングラスな自分の姿は。
怪しさMaxでした。
君、どこかでGuccciとかParadaとか売ってるでしょ?というような。
私が巡回中のおまわりさんだったら、「ちょっとそこ行くお嬢さん、荷物検査いいですか?」と声をかけたくてうずうずするような。
そんな、かなりレベルの高い怪しさ。
おかしい。同じような格好をなさってもとてもカッコイイ人も沢山いるし、そのような方の方が多いというのに、何故こんなに自分だけが怪しくなるのか。
その謎は未だに解けぬまま、今も高レベル怪しさのまま街中をうろうろしている私です。
まあ、素直にサングラス似合わないんだって認めればいいんですけれどね!
それはそうとして。
そう、サングラスのついでに買い物をしたんですよ。
それは枕。
この肩こりを解消したいというのもあり、どうにも今使っている低反発枕は合わないような気がしていたのもあり、思い切って「枕売り場」へ行って枕フィッターさん……と言うのでしょうか。寝具フィッターさん、なのでしょうか。にご相談致し、枕を選んで頂いたのでございます。まず中身を何にするかを決め、その上で頭、首の形に合わせてその量を調整。枕が5分割されていて、箇所箇所の中身の量を調整する事によって各自の体型に合わせる事が出来るようになっているんですね。いやーすごいですね最近の枕。
その結果。
枕売り場で思わず強烈な眠気に誘われるほど快適な枕が出来上がりましたよ!
梶浦いたく感激し、枕を持ち帰り、そのまま明け方まで仕事場で働いていたにもかかわらず、普段はそんな日は仕事場で寝てしまうんですが、昨日は意地で家に帰りました。例え一時間だろうとこの枕で寝ないと気が済まないじゃあありませんか。
その結果。
……悪夢を、見ました…………。
それも超ど級。
何でもとある一族がいるんですが、(最近家具を捜しまくっていたせいで、どうやら家具系有名デザイナーの一族らしい)そこで巻き起こる猟奇連続殺人事件。ホラー要素たっぷり。最後は判明した犯人がやはり一族の女性を人質に取るのですが、逆上した女性に今度は犯人が惨殺され、そのまま正気を失った女性を今度は一族の他の男性が射殺、事件の真相は闇に葬られる……といった感じなんですが、そこは夢らしく、自分が犯人になっていたり人質に取られた女性になっていたり、人称はくるくる変わる。そしてその猟奇っぷりと来たら……とてもここには書けません…………うおおお、怖かった。本当に怖かったよう(涙)。
快適枕を手にした日に何故こんな夢を見なければいけないんでしょうか。おかしい。枕は本当に気持ち良いんですよ。それなのに何故。せっかく自分お誕生日に買った枕なのに………。
そうなんです。本日梶浦はお誕生日を迎えましたのです。メール、掲示板にてメッセージを下さった皆様、本当にありがとうございました! 自分の生まれた日を祝って頂けるというのは、本当に、心から、嬉しいものでございます。感謝感激です。
Thanks so—much, for your birthday messages!
そういえば今日不思議な事があったんですよね。
タクシー代を払おうとお財布の小銭を探った時に、どうも見覚えの無い100円玉が出てきたんですよ。何これ、外貨? でも100円ってあるし、古銭? と後から良く見ましたら、何と自分が生まれた年発行の100円玉じゃありませんか。あんたが生まれた年の100円は既に古銭なんですか、というツッコミはさておいて、どこでいつ手に入れたのか全く記憶にありません。誰かが入れておいてくれた……ような隙は無かったと思うし。不思議な事もあるものだなあ……それをよりによって今日見付けるなんて。大切に取っておこうと思います。
そんなこんな。
今年もいい一年になるといいな。来年のこの日、今日を振り返って、この一年もまあまあ、悪くなかったじゃない? と、今年そう思えたように、来年もそう思えるように祈っております。その為には後悔の無い日々を過ごせるよう、ケツまくって(?)頑張らなきゃね。
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中くらいの肩こり持ちです。
敢えて中くらいと書いたのは、私の身近に天下無敵の肩こりさんがおりまして、その無敵っぷりと来たらもう、肩なんてもんで差し上げようと思ってもまず指なんて入らない。「なにこれ、鉄板!?」なあの方に比べたら、私の肩なんてスウィートなものだなあと思ってしまう訳です。
それでも年中無休で付き合いの長い肩こりは結構辛く、特に疲労が溜まると肩にも何かが溜まるらしく、頭は痛むは目眩はするわ、眠ろうと思って横になっても身の置き所が無い感じでうがーっと飛び起きてしまったりも致します。そんな時の私の強い味方。それはホカロン。
そう、ミニホカロンを両肩にぺたりと張るのです。即効性で効いてくれます。頭がのぼせがちになるので仕事中には不可ですが、就寝時に装着します。昨夜(今朝)もそのように、Tシャツの両肩にほくほくと貼り付けてベッドへ入った訳なんですよ。
で。
数時間後起床し、起き抜けのボーっとした頭でコンビニへ赴き、帰宅してから気付く訳ですね。ホカロン装着中だった自分に。(と言うかせめて着替えろ。コンビニ行く前に。)それも今日に限って赤いTシャツ着ていたりするの。白ホカロン自己主張しすぎ。おまけにまたまた今日に限って、コンビニだけでは終わらずドトールまで遠征してコーヒー購入していたりするの。これで少なくともホカロン目撃人口が推定20人は増えたのは間違いない。みせびらかしすぎ。とりあえず道中、「もしもしそこ行くお嬢さん、肩にホカロンが付いていますよ?」と語尾上がりに優しく声をかけてくれる親切な人も現れず、(かえって恥ずかしいだろうからスルーして下さった皆様に感謝すべきでしょうか)気付いたのは帰宅してシャワー浴びようとしたその瞬間でした。
そういえば今日に限ってその3、行きがけに近所在住の知り合いの方とすれ違ったんですよ。お声かけようかなあ、と思いつつ、起き抜けスッピン髪ボサ状態は、一応あーてぃすととして(それ以前に人間として女として)かなりどうかと思い、こそこそと道の脇に寄り素通りしちゃったんですが、声かけないでおいて良かった……。それともあの時「あっMさん!やっほ〜!」と脳天気にやっていたら、「もしもしそこ行くお嬢さん、肩にホカロンが付いていますよ?」とご指摘頂けたんでしょうか。いや、やっぱり声かけないで本当に良かった……。
そんな訳で。相変わらず前置きが長いですが。
そう言えばいつも曲のイントロも長めかもしれない。
長いと言えば、8月頭に「舞-乙Himeベストコレクション」というCDがリリースされます。
(あくまでさりげなさを装って宣伝へと突入。)
主題歌を歌っていらっしゃる栗林みな実さんや、出演されている皆様の歌を集めたCDなのですが、このDisc2にサントラCD未収録BGM集というのを付けて頂きまして、そこに収録するための「舞-乙Hime音楽メドレー」というのを先日作りました。
元々BGMの中に、舞-Himeを中心にこれまでの楽曲をメドレー風に…という趣旨で作った曲があり、(これも今回のCDに収録されます)これはあくまでBGM目的でしたので短いんですが、今回このCDに入れる為に、今度は新たに舞-乙Himeオンリーメドレーを作ろう、と言う事になり、頂いたご連絡が、
「7〜8分ある曲がいいですねえ」
おお、大作になるかな、と思いつつ打合せへと赴きますと、
「10分くらいあるといいですね!」
……増えてます。
10分って結構あるよなあ、と思って作ってみた結果、
出来上がった曲は楽々12分オーヴァーでした……。
これが楽しかったです。
元々サウンドトラックは比較的短時間で多くの曲を作る為、後々一曲一曲をじっくりと振り返る、という機会が実はあまり無いんですよね。そんな訳で今回、舞乙-Himeの楽曲を大量に引っ張り出して、あれをこうしよう、ここをこうやって繋げよう、このコーラスここに差してみよう、とか、キーを変えたりテンポをいじったり、みちみち作業を行って、(Remixって本当にみちみち作業なんですよ)昔曲をじっくり聞いてみたりして、かえって新鮮でとても楽しゅうございました。楽しんだ結果が12分です。でもこれでも結構絞ったの。制限無かったら20分くらいになっていた事は間違いない。皆様にも、こんな曲もあったなあ、あんなシーンもあったな、と振り返りつつ聴いて頂けたらとても嬉しゅうございます。
それから。
梶浦がBGMを担当しておりますアニメーション、「ツバサ・クロニクル」の挿入歌を、FictionJunction YUUKAで歌う事となりました。なりましたと申しますか、もうレコーディングはとうに済んでおります。タイトルは「aikoi」です。ちょっとツバサの世界観には不思議な曲だったりもして、(不思議な曲調、という意味ではないですよ)そこにはちょっとした謂われがあるんですが秘密です(笑)。この曲は勿論放映でもオンエアされますが、9月に発売になる4枚目のサウンドトラックにも収録されます。宜しければこちらも是非聞いてやって下さいませ!
そんなこんな、引っ越し早々自スタジオ泊まり込み出張状態が続いていてやっぱりね。次に家に帰れるのはいつになるんでしょうか。ああ懐かしの我が家よ。今日も嬉し楽しくお仕事に精を出すのでした。
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2006年7月18日(火) 引っ越し
いつまでも最新記事がワールドカップなのはどうか。
という事で短め更新です。
そうそう、最近発売になりましたツバサ・クロニクル3、ゼノサーガエピソード3サウンドトラックのご感想をメール、掲示板で下さった皆様、ありがとうございました! いつも同じ事を書きますが、音楽は個人の感覚で自由に楽しむもの。お一人お一人、個々のご感想を直接頂ける皆様からのメッセージ、音を作る身にとって何よりの励み、エネルギーとさせて頂いております。多謝でございます!
さて。
ここ最近何をやっていたかと申しますと引っ越しですよ。実家を引き払い、家族で仕事場の近くへさくっと移った訳なんですが、ワールドカップも後半戦は引っ越しの準備を進めながら横目で眺めておりました。今まで仕事場と寝る所が一緒という、何とも誘惑の多い環境だったんですが、これからは出勤するの。朝起きて仕事場へ出勤して夜はちゃんと帰るの。(多分……)でも仕事場にも一応ベッドは確保してあるの。さて一体どれほど「出勤」状態が確保出来るのか。結局「出張」状態が続くのではないか……という懸念はさておいて。
それにしても、実家に置いてあった荷物の整理が大変でした……いやあ。今の場所へ移動した時、実家の荷物は殆ど整理したつもりだったんですが、甘かった。幼稚園時代の絵とか、小学校の文集とか、教科書やノートもかなり残っていた。卒論とか思わず読んじゃった。昔の手紙も色々出てきて、あっラブレターとか言いながら読んじゃった(笑)。何よりアルバム。こんなに重くてかさばるものだったとは。
人に歴史あり。歴史は物を堆積させるものなんですなあ。
そんな自らの歴史を捨てて捨てて捨てまくりつつ新居の生活が始まった……筈なんですが部屋の家具を選ぶ時間が無く、ベッドも机も何もなく、まだダンボールの城壁の中で床で寝ています……早く、せめてベッドを入れたいです(涙)。
そんなこんな。
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2006年7月10日(月) 見届けたのは
カーン………!(涙)
三位決定戦もいい試合でした。カーンの出場にはほろりとしてしまいましたよ。カーン様ナイスセービングでした! クローゼの得点王もおめでとう。4年前はまだ若造若造していた感があったのに(笑)。今回はより若いプレイヤーのフォローもきっちり。4年って長いんだなとしみじみ。いやあ、何だかんだドイツはいい終わり方出来たんじゃないですかね。
そして昨日の決勝戦。
見たい気持ちを我慢して、さてそろそろ試合終わるぞ、ジダンの花道、見届けるか! なタイミングでテレビを付けた私が見届けたのは彼のレッドカード一発退場でした………ああ。何というか今大会は本当にドラマが多かったと思うのは、珍しくリアルタイムで見た試合が多かったせいなんでしょうか。
そうそう、ウィンブルドンもフェデラー勝ったみたいですね。(嬉しい)それにしてもすごい試合がよりによって同じ日に開催されていたものですよねえ。こっちも見たかったなあ。
そんなスポーツウィークでした。
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2006年7月5日(水) 祭りの終焉
よりによって………延長の最後の一分………ですか(涙)。
そんな訳で昨夜(今朝)は、某家で知人とドイツVs.イタリア戦観戦でしたよ。相変わらずワインとチーズが友ですが、先日のドイツ戦であまりにもテンションを上げすぎ、その後のイタリア戦は見事に寝落ち、翌日までヘロヘロで使い物にならなかった我々は自らの態度を軽く反省し、昨日の試合は開始前まで仮眠を取り、その上で観戦コンセプトを「ぬるく見る」に設定しておくという万全ぶりです。
ぬるく見るコンセプトのルールとは。
画面を長時間凝視しない。気を散らしながら見る。たまにサッカーと全く関係のない話題を振る。振られた無関係話題には必ず反応しなければならない。あまり長時間(推定5分以上)画面を凝視しすぎる、もしくは無関係話題に反応しないとイエローカードです。(二枚くらえば当然退場です。→テレビの無い部屋へ)
そんなあまりにも下らないルール設定の結果、ある意味普通に見るよりも余計疲れた気もする今朝の観戦。とりあえず選手の国家斉唱の時、必ず一人はいる音痴なやつを探せ!とか、(そういうやつに限って一生懸命歌っている……気がする)イタリアのユニフォームのグラデーションは汗染みにしか見えないよねとか、田村名人(カモラネージがどうしてもそうとしか聞こえなかった)の髪型は軽く素浪人だよねとか、ドイツの参加型監督は最高だよねとか、昔キャプテンツバサにシュナイダーって選手いたよねとか、そんな話の合間に、ところで13×4は?とか、最近来たスパムメールでイケてたタイトルを一つあげよとか、80年代ブリティッシュロック限定イントロどん!とか、そんなフェイントをかましつつ、多少混乱気味にまったりと観戦しておりました。何だかね、一応ドイツ応援していたんだけどね、何となくイタリアには負けるんじゃないかな〜とどこかで思っていたんですな。でも延長まで粘った時にはかなり期待しちゃったんだけどね! PKに持ち込んでレーマンのゴッドハンドの大活躍にね!
まあ、でも、ドイツの活躍のお陰で、今回は非常に盛り上がったにわかーずでございましたことよ。決勝戦はフランス応援する。(今日勝てばだが……)ジダンの花道を華々しく飾って頂こうじゃないか。何かこう、「ヒーローの引き際」というドラマには私弱いのです。ドイツもまだ三位決定戦あるし。クローゼの得点王にも期待出来るし。三位だとしても勝って終わるのはそれはそれで悪くない気がするし。(勝てば、だが……)
そんな感じでお祭りも終わりという雰囲気です。元々基礎体力に問題があり、あまり長い祭りだと疲労困憊ダメ梶浦になってしまうので丁度良いタイミングかもしれませぬ。仕事しろ?な?
そんな日々でした。
今日は試合終了10分前から見ようと心に決める準決勝。
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クロォゼェェェェェェーーーーー!
と後半30分(辺り)で叫んだのは私だけではない筈だ。
ヘッドパス(って言う?)の繋ぎも見事な、いいゴールだったなあ。
ここ数日はお仕事もあり、ワールドカップの結果はニュースで知る事が多かったのですが、本日一仕事終わり、この週末は比較的オフ態勢。そんな訳で夜から我が家に知人を招き、ワインとチーズでドイツvsアルゼンチン戦の観戦です。クローゼの同点ゴールとPK戦ではもう大盛りあがり大会ですよ。部屋の中でみんな立ち上がってるの(笑)。レーマンすごい。勝利で万歳三唱。隣の家の方ごめんなさい。
にわかーずのサッカーの楽しみ方には色々ございます。
にわか故に選手名に詳しくないので、勝手に渾名を付ける。岩城滉一、大泥棒ホッツェンプロッツ、デビッド・ボウイとか、土屋君とか(意味は無いけどとりあえず土屋君、という感じだった)。友人は今回「いい男率No.1」だと言うスペインの敗退を何より悔しがっておりました。
そんなこんな。
これからまだ飲みます。イタリア戦まで頑張る(寝落ちしなければ、多分)。
そんな梶浦家から中継でお送り致しました。
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2006年6月26日(月) 色々日記
梶浦のお箸の友、食卓の恋人、愛しの「納豆ふりかけ」の瓶が、ここ数日、どこを捜しても見あたりません。
先日(やっと)家中をまるまる二日かけてお掃除致したのですが、その際にうっかり捨ててしまったのでしょうか。納豆ふりかけを捨てる程ですから、他にも何か大切な物を山ほど廃棄しちゃっているのではと不安は募る一方です。
それにしても。
お茶碗に残ったご飯の最後の二口。
そこに多めの「納豆ふりかけ」を散布して食すのが何と申しますか最近の「シメ」だったのに。どうにもこうにも物足りない日々です。むーん。
ここまで書いて。
本日とある方の私設スタジオへ打合せで伺ったんですが。
これがまたとても使い勝手の良さそうな+何ともお洒落なスタジオで、ああ、ここで音楽が生まれるんだな、素敵だな、この場所だったらきっといい音が生まれるな! といったプラスな雰囲気に満ち満ちた場所で、ほれぼれしてしまいました。
そして我が家(=私設スタジオ?)へ戻って。
何と申しますか、納豆ふりかけとか騒いでる場合じゃないだろうと。キーボードの横に、今朝配達されたばかりの大根が放置してあるのもどうかと。ここで音楽が生まれるとか言うより前に、この大根一人で食べきれるのかよ、とか、ジャガイモ芽が出てるし、とか、そんなアットホーム>>クリエイティブ加減を何となくかなり深めに反省した。(でも反省しただけだった)
そんな訳で。
本日も溢れる生活感と共に仕事に励む日々ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。(前置き長すぎでしょうか)梶浦は連日の超にわかなワールドカップ観戦で寝不足で死にそうです。仕事しながら音を消して見ているんですが、いいシーンになるとつい釘付けになっちゃっていけません。また、丁度仕事もそろそろ一息、ってタイミングで決勝リーグ第2戦とか始まっちゃうの。寝ればいいのに。でもさりげに応援しているドイツが今回強くて嬉しいです。どちらかと言えばヨーロッパ勢を応援しがちで、オランダ負けちゃいましたが、でもさりげにポルトガルも応援しているので良しとします。「Deco」って選手がいてね……何とはなく応援していたりして。いや、何となくね……。ドイツーアルゼンチンもこの調子だと行けそうな気がする。決勝はきっとドイツーブラジルになると信じている。
それは良いとして。
お仕事の方の話です。
知人から、「らっきょうの呪いとか言ってないでリリース予告をブログでもちゃんとやるべし」とおしかりを受けたりも致しまして……以下ちょっと宣伝になります……。
来る7/5、TVアニメーション「ツバサ・クロニクル」のサウンドトラックCD第3弾、「Future Soundscape III」が発売になります。ツバサとも随分長いお付き合いになり、こんなシーンあんなシーン、色々な情景を思い浮かべながら曲を作るのは何とも楽しゅうございます。FictionJunction KAORIの挿入歌も収録されていたりします。現在教育テレビで放映中の作品と共に、サウンドトラックCDの方もお楽しみ頂けますと幸いです!
7月の初旬に発売になるプレイステーション2のゲーム、「ゼノサーガエピソードIII【ツァラトゥストラはかく語りき】」のサウンドトラックCDも、同じく7月の12日にリリースされます。このサントラに関しては曲を全て納めると数時間に渡ってしまう為、選曲した上で二枚組と致しました。一応ゲームの中で確実に使われている曲を選びはしたのですが、どの場面で使われているか把握する前に選曲してしまったので、曲順、タイトル、ゲーム中と矛盾する場面もあるかもしれません。選曲も、曲の流れで選んだ部分もございます。それはあくまで梶浦側が曲を作った時のイメージという事でお許し下さいませ。こちらのCDも、作品と共にお楽しみ頂けますと幸いです。
さてさて。
食べ物の話に逆戻り。
毎週定期的に買っているトマトを大量に余らせ、これをどうにかしようと先日適当に作った超簡単トマトスープが絶品でしたのでご紹介。
タマネギ(1〜2個)をみじん切り。茶色くなるまでオリーブオイルで炒める。
トマト(7〜10個ほど)を、へたを取って乱切りにし、適当にコンソメと、ベイリーブス二枚ほど入れて10分〜15分程?煮る。(水は入れません。皮も剥きません。)それだけ。
トマトが常温放置の結果かなり完熟+αな状態になっていたのがまた良かったのでございましょう。いやー本当に美味しかった。お勧めです。
と、あくまで生活感に終始する本日の日記でございました。
この夏は、というより今年は比較的のんびりペースでお仕事していたりします。
暑いのは好きな方ではありませんが、夏の夕暮れ時、仕事しない日、(これ重要)ベランダでぼーっと飲むビールとか最高ですね。明るい内から赤ワインも結構いいけど。夏は冷やして飲むのも案外グー。最近のおつまみチーズはミモレットがマイブーム。(流行に弱い?)そして飲みつつワールドカップ観戦に雪崩れ込む!
そんな日常。
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「パリパリらっきょう」。
一週間ほど私を苦しめた言葉です。
それというのも、某曲の歌詞を書いていた折り、歌詞全体の形がもやもやと見えて来たかな〜というその瞬間に、玄関チャイムが鳴ったのがいけないんです。で、出てみたら某生協配達。その中にらっきょうが(自分で注文した訳だが)入っており、「パリパリらっきょうの漬け方」なんて書いてあったりしたのがいけないんです。
それからはサビのフレーズがどーしてもこーしても「パリパリらっきょう」になっちゃう訳ですよ。そのあまりにハマり具合に、どうあがいてもらっきょうの呪いから逃れられず、結局歌詞書き上げるのに一週間かかりました……その間仕事は滞るし、らっきょうを漬ける暇などある訳なく、らっきょうもダメにしちゃったよ。弱り目に祟り目とはこのことかーーー。
歌詞と言えば。
酔っぱらった時に必ず思い出す歌がございます。
その名も、「レロン・レロン・シンタ」。
昔「みんなのうた」で覚えた歌なのですが、どうやらフィリピン民謡らしいです。どちらかと言えばハワイあたりの歌なのかと思っておりました。レロ〜ンレロンの所でゆらゆらとフラダンスとか踊っているイメージだったからなのかもしれません。
このレロ〜ンレロンシンタ〜♪というゆるりとしたフレーズが、ほろ酔い気分にぴったりなのです。貴方も酔っぱらった時にどうですか? どうでもいい話ですが……。
歌詞と言えば、その2。
コーラスに使用する言語、梶浦語を使ったり英語を使ったり、その曲に合うかどうかで色々な訳ですが、先日英語のコーラスを録っていた時の事。
「……sweet and calm……」というフレーズが、どう歌って頂いてもハマりません。
フレーズの割には早口な譜割りだったのもあるのですが、英語が得意な方でも、何というかピアノを弾く時の手癖と同じような口癖? のようなものもあり、たまに苦手と言うか、上手く行かない節回しってのも出てきちゃうものなんですよね。
そういう時には、「what time is it now? = 掘った芋いじるな」的なフレーズというか略し方を考えたりする訳ですが、sweet and calm…..うーむ。
コーラスの方 「sweet, and calm..ですよね……」
YK 「そうです、すぅいーたん……ううむ」
コ 「……」
Y 「あっ!」
コ 「?」
Y 「スリランカだ!」
コ 「!?」
そんな訳で、スリランカ。正確には、「スゥィランカー(ム)」で無事解決?です。
こんな風にしてコーラス録ってます。(たまには)
ちなみに、まだリリースされていない曲ですので、スリランカ、捜さないでね……。
で、今は丁度一仕事終わった隙間休日な感じで、今日はちょっと個人的に祝い事なんかもあったので、ちょっといいワインとチーズを買ってきて珍しく一人酒モードです。飲みつつイングランドvs.トリニダード・トバゴ戦観戦ですよ。なんかベッカムが真面目そうな髪型になってるなあ、とか。普段はサッカーには何の興味も無いくせに、ありがちなワールドカップにわかです。私が人生で一番サッカーを見ていたのは小学生の頃だったような。(それでもたいしたこと無かったけど)。だって当時ドイツに住んでいて、折しもベッケンバウワーとかマイヤーとかゲルト・ミュラーとか全盛期でしたからね! お若い方には誰だそりゃ、な名前かもしれませんけれど。ベッケンバウワーは一時ドイツチーム監督とかしていたからそうでもないかしら。
昨日のドイツ戦もなかなか面白うございました。ロスタイムで劇的に勝っちゃうし!
そんな日々。
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2006年5月28日(日) 黒川温泉
お仕事モードの五月。
の筈が、知人と行って参りました黒川温泉。
だってもう数ヶ月前から取ってあったんだもん。絶対行きたかったんだもん。
一泊二日だったのでかなり駆け足ではあったのですが、黒川といえばやはり入浴手形を使っての湯巡り。という事で忙しく風呂は巡るわ、岡城趾や熊本城を見たり、嬉し楽し阿蘇山ドライブに牧場でソフトクリーム、等々とても一泊二日とは思えない充実度と申しますか忙しかったよ。体力に大いに問題のある私はクタクタに疲れ切ってグロッキーな感じではありますがとても楽しゅうございました。
初黒川だったのですが、黒川は見事に「風呂しかない」素敵な温泉街でした。十年前の原宿じゃないんだからと言いたくなる安いギフトショップ系も無し。店は早締め夜は静か。硫黄の香りがほのかに漂い、露天に入れば鳥のさえずり。素晴らしい。
今回泊まった「ふじ屋」は、実は第一候補では無かったお宿だったんですが、これが予想以上に素晴らしく、五月蠅くないけれど細かく目の届いたサービスも、またお食事もインテリアのセンスもかなり好きでした。地味だけど洒落た浴衣も、着心地の良いパジャマもグーです。七部屋しか無いこじんまりした感じも落ち着けて良かったなあ。半露天のお風呂がまたとても素敵で、お値段以上の充実度に大満足です。
黒川と言えばこれでしょ、な湯巡りの充実度は人気も納得の楽しさで、色々なお宿が覗けるのも楽しいし、この温泉地にリピーター多いのも頷けますね。
帰りに寄った熊本城も男っぽいお城で良かったなあ。
一つだけ心残りなのは、初熊本だったのにラーメン食べ損ねたー。お腹一杯でとても食す余裕が無かったのですよ……。
また行きたいですねえ、黒川。でもガイドブックとか見ておりますと、次はやっぱり湯布院? 別府? と心も動くのでございます。次回旅行に行けるのは相当先にはなりそうですが、でもまた九州行きたいな! と心も躍る。楽しい九州路でございました。でも今日はもう即寝するよ……。
一日目のお昼は肉!あか牛。炭火。コロコロとやらも初食でした。しっかりした味のあるお肉でとても美味しかった。
お宿の夕食。写真にはないけど豆乳胡麻鍋が大変美味でした!
川沿いのこんなお宿。
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2006年5月17日(水) 気分次第
最近めっきり読書量が減った私の現在の本読み所は、主に就寝前のベッドの中とお風呂です。ベッドの中と言っても、割と墜落睡眠型なので、数ページも読まずして電気付けっぱなしで根落ちしている事が殆どだったりしますが。(デンコちゃんごめん)
お風呂読書は、その点まだ効率が良かったりしますが、時々やります。風呂寝落ち。(危険?)その結果、先日は「容疑者Xの献身」をざぶん。普段は蓋の上で読むんですが、その日に限って手元で読んでいた……。丁度山場で乾くのを待てず、結局買い直すハメに。(涙)
本と言えば、映画化された「チャーリーとチョコレート工場」あれ、私ずっとシアラーの「チョコレート・アンダーグラウンド」の映画化だとばかり信じ込んでいたんですよ……先日購入したDVDの頭だけ見てみて、あれ、あれ?と。ロアルド・ダールの同名の原作があったんですね。知らなかった……(恥)。でも面白そうなので今度読んでみようと思います。ちなみにシアラーはかなり好きな作家さんです。
そういえば、[FictionJunction YUUKAの公式]で、PVのメイキングが公開になりました。ご興味ある方ご覧になってみて下さいませ。
PVなど作って頂く際にいつも苦労するのが、ピアノの「当て振り」でございます……。
バンド経験などある方はお分かりかと思いますが、ああいうバンドバックのピアノって、クラシックのような譜面のまま弾くピアノとは違い、コード上で気分で弾く訳でございまして、つまりは三回弾いたら三回違ったプレイになる訳だったりして、本レコーディングで右手や左手がどのようにどんな場所で裏メロかましたとか、細かく覚えてる事なんてあり得ない。自分で弾いたんだろ? と言われたらその通りなんですが、何弾いたかなんて細かい事覚えちゃいないから!
でもPV上で、後ろの音と指が違ってたらおかしいし。という訳で、PVを録る際には、自分で自分のプレイを「耳コピ」する事になる訳でございます。こ、これが結構大変でさ……。なのでPV撮影前は必死に復習なのでございます……また、レコーディングしている時と、今回のような模擬ライブのような形になると当然気分も変わってくる訳で、今撮影中もつい好き勝手弾いちゃって、あれ、今ちょっと盛りあがりすぎた? のような現象が……。すみません。映像班の皆様。(そんな訳でくれぐれもPV上で運指のあら探しなどせぬよう心よりお願い申し上げます。)
そんなプチ「復習」に明け暮れたPV撮影。
でもFJYの映像チーム、皆様素敵な方ばかりで撮影はとっても楽しいです。Silly-のジャケ、PVもとっても気に入っていたりします。公式の方で本PVも只今フルでご覧頂けますので、宜しければこちらもどうぞ!
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