2009年1月3日(土) 本年もどうぞ宜しくお願い致します
あけましておめでとうございます。
昨年は、皆様のお声、応援に支えられて本当に素敵な一年を過ごすことが出来ました。年末、ライブ皆勤賞な妹に「昨年の末は、梶ライブまだ始まってもいなかったんだねえ」と言われ、そういえばそうだなとちょっと感無量でございました。
本年も、梶浦、FictionJunction、Kalafinaを
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて。
年末ライブ、改めて皆様ありがとうございました。
ご希望を頂きましたので、改めてセットリストを。
Kalafina
01.fairytale
02.oblivious
03.君が光に変えて行く
04.Lacrimosa
本編
01.the image theme of Xenosaga II
02.fiction
03.here we stand in the morning dew
04.dream scape
05.銀の橋
06.key of the twilight
07.in the land of twilight, under the moon
08.forest
09.winter
10.花守の丘
11.宝石
12. synchronicity
13. salva nos
14. 目覚め
15. zodiacal sign
16. open your heart
EN
17. nowhere
18. 記憶の森
EN2
19. ユメノツバサ
20. 聖夜
以下色々雑感。
(ご覧になっていらっしゃらない方には申し訳ありません!)
Kalafinaの新曲、「Lacrimosa」をライブで初公開という事でお聞き頂きました。
テンポ的にはミドルなんですが、歌は相当激しいです。
「あれを歌った後に続けて他の曲は無理。MC入れるか最後に持って行かないと!」
と言われている、ある意味Kalafina最難な曲かもしれません。
本編1曲目には、ライブでは初お披露目だった
「the image theme of Xenosaga II」を。
そう。
yanma-same。
ヤンマーサメ。
(詐欺でもサミでもサニでもないのよ)
サメ!とかカメ!とか連呼している曲です。何で鮫なのか亀なのか、水族館かよ!と突っ込みたくなるのはさておいて、この曲をアレンジした時に「ここまで鮫連呼したらさぞかしwakanaちゃんが喜ぶだろうなあ」とか下らないことを考えていたのは秘密です。
しかし実際アレンジしてみると、
わかなちゃんが「鮫!」歌える場所は1箇所しか無い事が判明。
別にいじめではありません。
おまけに入るタイミングがちょっと難しく、初回リハでは一回も「鮫」歌えなかったわかなちゃんなのでありました。
いや、ほんとどうでもいい話ですみません……。
そんなヤンマー鮫。「ライブで聞きたい」とリクエストを多く頂いていた曲でもございました。お楽しみ頂けた事を祈っております。
FictionJunctionのアルバム、「everlasting songs」収録曲も何曲か。
千葉紗子さんの為に書かせて頂いた曲、「here we stand in the morning dew」を今回セルフカヴァーしたんですが、実はこの曲、出来た当初から梶浦の個人的大お気に入りの曲でございました。
たまにあるんです。
いい曲、悪い曲、曲の客観的評価はさておき、単純に自分で「好きだ」と思えてしまう、多分個人的趣味丸出しの曲が。この曲然り、この後にやった「dream scape」も然りなのです。
ものすごく個人的な感覚ではありますが、「良い悪いは別にして、メロも、歌詞も、もう他に選択の余地が無かった」という曲。「多分もう二度と書けないだろうな」と思う曲。そう、良い曲というよりは、その時その場所でしか、あの日曲を書いておかねばきっと生まれなかっただろうな、と思う曲。「いい曲」というより「愛しい曲」に近い感覚かもしれません。今まで自分が書いてきた曲の、より客観的な「良い」(と判断出来る)曲ランクと、「愛しい」曲ランクってぜんぜん違うんですよね。
この曲は、私が今まで書いてきた中で五本の指に入る「愛しい曲」でした。
なので千葉さんに歌って頂けた時も嬉しかったですが、今回改めて「everlasting songs」に収録出来る事になってとても嬉しかった曲でもあります。当初からコーラスが相当入り組んでいる曲でしたので、ライブでがつっと四人で歌うにはすごく向いている曲でもあったなあと。
こんな事書くと、「じゃあ他の曲は好きじゃないのかよ」と思われてしまいそうですがそんな事無いんですよー。
どちらかと言うと歌詞が大きな要素になっているのかな。
多分「好きな曲ランク」の上位に来るのは、その時の自分の感覚とか感じていた事がより強く歌詞に反映されている曲なんでしょう。ある意味過去の自分の感覚の記録のようなものか。だから愛しいのか。(#あくまで感覚であり、実際の体験等とは関係無いのであります。)「他の曲の歌詞は今でも書けるだろうけど、この曲の歌詞はこの時しか書けなかったな」という感覚でしょうか。これもまた、歌詞の出来不出来とは全く別の問題であります。自分の過去ブログを読んで「うひゃあ、ちょっと恥ずかしいけど、この頃こんな事考えていたんだなあ」と愛しく思うのに似ている?
……個人語り長くてすみません(^_^:)。
everlasting songsには、そんな梶浦の「愛しい」曲シリーズがまだ何曲か収録されております。またより客観的な「良い」(かもしれない)視点から選んだ曲も。
さてさて。
今回のライブで一つ異色だったのが、是永さんアレンジによる「synchronicity」でしょうか。
けいこちゃんとかおりちゃんに歌い上げて貰った訳ですが、
リハの時からこの場面は
「別ユニット結成か!?」とか
「FictionJunctionならぬ、FictionPunctionか!」
とか呼ばれておりました。
(いつもそんな下らない事で盛り上がりながらリハをしております)
そう。
腕組みして背中合わせに立って貰ってジャケ写とか撮りたい感じの新ユニット。
「はい、カメラ睨み付けてー♪」的な。
前回ライブのご感想で
「ファイター」「体育会系」と呼ばれた二人の新ユニットFP結成です。
(#上記はあくまでイメージであり、実際の活動とは異なります)
そんな二人の、サウンドも新たな「synchronicity」、お楽しみ頂けましたでしょうか!
そして今回のライブ、ステージの上で気づいたのですが、
「意味ある言語」の曲を立て続けに12曲もやっていた、という!
何と画期的な!(………)
2008/04の日本語封印という文字通りイミフなライブに比べて、何と分かりやすいライブになった事でございましょうか。
またいつかイミフなライブに立ち返ってみたいなという気持ちもありつつ、これはこれでいいなあと思う梶浦でございました。日本語の歌も、非日本語の歌も、同じように好きなのでございます。
そして、ライブに沢山のお手紙、アンケート、ありがとうございます!
いつもね、梶浦ライブはすごくアンケートを沢山書いて頂けるのでスタッフ共々、驚きと共に大喜びなのです。
そんなアンケート、実はまだ読み切れていないのです……ですがちゃんと大切に拝読して、今後へのエネルギー、そして参考にさせて頂きます!!
いつもながら、ライブは終わってしまうと寂しいのう。
あの夜、あの場所へいらして頂き、私たちと年末の貴重な時間を分け合って下さった皆様、本当にありがとうございました! 「時」がいかに貴重か身に染みる昨今、あの夜を共に過ごして頂けた事が本当に光栄で嬉しいです。
「また、あいつらの音を聞きに行こう」
そう思って頂けるよう、今後も頑張ります!
そう。
今回のライブでは色々なお知らせも目白押しでございました。
今までのブログと重複しない所で、
■ 2009年春、Kalafinaファーストアルバム出します。
■ ツバサ春雷記のEDをFictionJunctionがvocal:YUUKAで歌わせて頂きます。
タイトルは「記憶の森」ライブでもお届け致しました。
またこの曲は「everlasting songs」に収録されます。
■ 2009放映の「Pandra Hearts」OPをFictionJunctionが歌わせて頂きます。
そしてそして、
梶浦ファミリーファンクラブ「FictionJunction Club」結成のお知らせ。
詳細……と言うにはまだ情報は少ないですが、
[FictionJunction.com] トップページ(左下の方)に、FictionJunction Clubサイトへのリンクを張っておきましたので宜しければそちらをご覧下さいませ。
「ファンクラブ」
というものを作ろうと思った事は無かったのですが、やはりライブ等の活動を続けて行くに辺り、情報発信の場所も少ないという意味でもこの度思い切りました。
作るのは簡単。
……でもないけど、でももっと大切なのは、
どうやって継続させて行くかだと思っております。
何だってそうだよね……。
「FictionJunction Club」を通して、応援して下さる皆様に何をお届け出来るのか、真摯に頭を絞って行きたいと思っております。
でもやっぱり、皆様に一番お返し出来るのは、継続的な音楽活動だとも思っております。とりあえず「ファンクラブ結成」は、「これからもライブ続けて行くから!」という私たちの決意の表れでもございます。
「梶浦ファミリー」
ちょっと……だ、ださいかもしれないけど(笑)。
他に色々名称を考えたんですが、これしか思いつきませんでした(^_^:)。
一番分かりやすいかと思って。
ライブをやっていると、皆様一人一人がこのライブのメンバーだなあ。と強く感じたりも致します。だから、ステージ上やレコーディング上のメンバーだけでなく、clubに参加して下さった貴方もこれからは梶浦ファミリーの一員なんですよ。
そんなつもりもございます。
はぁ。
何だかファンクラブのお話は、まだちょっと照れくさいのであります。
でも照れくさいとか言わず!
皆様に何がお返し出来るか、皆様と一緒に何を楽しめるのか、
考えて行きたいなあ。
ファンクラブの集いとかもある訳ですが。
その場で譜面お渡しして
梶浦語大合唱、とかどうですか(笑)。
ちゃんとパート分けもして。
合わせる前にパート練習(講師梶浦&貝田さん?)とかもして。
梶浦のパート練厳しいよ!ビシバシ行くよ!
(#上記はあくまでイメージであり、実際の活動とは異なるかもなのであります)
おおお
つらつら書いておりましたら
何と長いブログになった事でしょうか……。
長いついでに。
今回の(というか今年の)ライブ記念に。
バンドメンバー&歌姫(&スタッフ)にオリジナルグッズを作ってみたのでついでにアップ。
男子にはストラップ。虎目石でFJ入り。
女子にはブレス。みんなデザイン違い。
こんなとか。
こんなとか。
ストラップもブレスもそれぞれ色が違うのは、それぞれの誕生守護石が入っているからなのさ。
ちなみにこんなん付けてみたブレスも。
だれの物かは言うまでもあるまい!
とりあえず。
本年もどうぞ宜しくお願い致します!
(三が日に間に合った!)