2010 - FictionJunction - Page 2

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2010年9月15日(水) 輝く空の静寂には

本日、Kalafinaのシングル、
「輝く空の静寂には」の発売日でありました。
メールやtwitterで早くもご感想お寄せ下さった皆様、ありがとうございます!
ちなみに静寂は=しじま、です。
もう分かってるよ、と言われそうですが、しじまなのです。

以前同じくKalafinaで、
「春は黄金(こがね)の夢の中」という曲をアルバムに収録した訳ですが、
この曲を、KalafinaのスタッフM氏はいつも
「春はおうごんの……」と言いかけて、
後半をごまかすために
「……エバラ焼き肉のタレ」と続けます。
タイトルは読みやすい方がいいよね、と実感する一瞬です。
すみません。
ちなみにM氏は何故かいつまでたっても「oblivious」が言えません。
これもKalafinaの曲のタイトルなのですが、他の英語のタイトルは全然平気な癖に、なぜかこれだけ「おるびりあす」とかそんな言葉になってしまうようです。人の苦手って不思議不思議。
これまたどうでもいい話ですみません。

ともあれ、皆様のお陰で無事シングル発売になりました!
この曲はアニメーション「黒執事II」の劇中歌として書かせて頂いたのですが、
八話ではEDとしても流して頂きました。
黒執事II、今クライマックスですねえ。つっ続きはどうなるの!
展開がすごくて、気になって仕方がないのであります……。
今週の放映も楽しみ!

そんな「輝く空の静寂には」
バラードです。
「輝き」にも色々あるでしょう。
キラキラ目を覆うほど眩しい輝きもあるけれど、
この曲でイメージした「輝き」は、
古い色褪せた宗教画の中で、天から降ってくる光、
淡い光でも、
グレーの世界ではそれが何よりも、胸が痛む程に眩しく見えてしまうような
そんなイメージの「輝き」だったりします。

cwには、「adore」という曲が収録されております。
徹底的にラブソングだと自分では思っている、アップビートな曲であります。
両曲とも、Kalafina三人の歌声、そしてハーモニーを
お楽しみ頂ければ幸いです!

そしてそして。
来る12/01、Kalafina初の映像商品、
Kalafina LIVE 2010 “Red Moon” at JCB HALL
〜Kajiura Produce 3rd Anniversary LIVE TOUR〜
が、DVDとBDで発売になります!

先日、音の方のMixは済ませました。
いつもお世話になっているエンジニア小岩さんの
相変わらず素晴らしいMixでありました。
仮の映像と合わせながらMiXしていた訳ですが、
正直ね……。
自画自賛まくりで申し訳ないんですが、
「君たちかっこいいなあ!」
と自分でも思いながら見て聞いちゃった。
とてもお勧めなのであります。
ステージをご覧下さった皆様も、そうでない皆様も、
映像ならではのこの一枚、
是非ご堪能頂ければと思っております!

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2010年9月9日(木) twitterとか

ほんの少しだけ秋めいて来たかな……。
またまたブログをご無沙汰してしまいました……梶浦です。

最近何をやっているかと申しますと
とあるサントラの曲を作っていたり
ウタモノを作ってみたり
思いつきでiPadを買ってみたり
恩田陸さんの未読本がけっこうある事に気がついて
全部買ってみたけどまだ読めていなかったり、
Macのキーボードに紅茶をこぼしておしゃかにしたり
毎日カレーばかり食べていたり(だって暑かったから)
そんな日々です。

そんな合間に「天体戦士サンレッド」の漫画にハマり、
そしてアニメのDVD全10巻を頂いて
これもはまって一晩で一気見したり、
それからずっと頭の中で「てんたい〜せんし〜さんれえっどーー!」
の歌がループしていて、だっ誰か助けて!と思っていたり。

そんな日々です。

それから、twitterも始めました。
始めました……と言うよりはちょっと前からやっていたんですが、
あまりhowtoを理解せずに始めてしまい、
フロントバンドメンバーズの皆様とべちゃくちゃツイートしておりましたら、有り難い事にいつの間にか色々な方からフォローして頂き、何だかこのまま半端な形で続けるのもなあと思い……今回やっとプロフィールに自分の名前を記入し、一応オフィシャル(?)なついーととなった次第です。はい。

今まで「オフィシャル」にしていなかったのは、
ひとえにツイートの内容があまりに下らなさすぎる、
という事に尽きますの。
お仕事の話とか殆どしていないし、大事なお知らせはブログやwebの方でやって行くつもりではありますので、内容がないよう、的ツイート、それもあまり頻繁に呟いてもいない訳ですが、とりあえずfion0806でやっております。

……この名前もあまり考えずに付けたので、微妙に小さなネタバレになっている部分もあるけどまあ気にしない。

そんな日々です。

そして今日もスープカレーを食べるのであった!

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2010年8月14日(土) 15歳の志願兵

会ったことのない祖父がいます。
正確には、いました、でしょうか?

祖父は四十代の始めに戦死しました。
終戦ぎりぎりに、本来ならば兵役に取られる年齢ではなかったにも関わらず、将校の不足から戦地へ赴くことになったのでした。戦地から家族へ向けて出した最後の手紙が二通、残っています。知り合いの企業経由で届いた手紙でしたので、当時通常では手紙に書けなかったような内容も記されています。以下最後の手紙にあたる文章の全文を引用してみます。
(人名は伏せました。■坊は、末っ子に当たる私の叔父の名前です。)
興味のおありになる方だけ、どうぞお読み下さい。

==============
 基隆から高雄へ来てちょっと一服、二三日中に此所を出て愈々最後のコースたる目的地に向う予定、これまでは危機を切り抜けてきたが、これから先のバッシー海峡(比島基隆間)が想像以上の難関だ。先日は十一隻中十隻がやられたという。愈々文字通り決死の航程だ。この手紙の着く頃にはその運命の鳧が着いている。静かに運を天に任せて南の海を望んでいる。
 出発以来基隆までも、実に四十余年間僕の味わった最大の難行苦行だった。暗黒の海、暗黒の船の中に暗黒の前途を考えつつ、敵潜水艦の恐怖に絶えずさらされている。
 食事は二度、足を伸ばしても眠られぬ狭さ、便所に行くにも水一杯を得るのにも(?)からぬ苦労だ。これを考えれば内地の日常生活は如何に不自由でも如何に不満足でも実に極楽生活だ。愛する家族の顔をみて、何はなくとも三度の飯を食う。足を伸ばして眠られるという世界は今の生活からみれば本当に極楽浄土の思いがする。
 苦しい中にいつもいつも皆んなの事皆んなの顔が次々に思い浮かべられる。数々の過去を反省して、もっと良き夫であり、もっと良き親であり度かった等という感じが泌々と脳裏に浮かんで来る。人の生命、人の運命などは大きな動きから入れば誠に弱く誠に果敢ないものだとつくづく感じられる。然し僕もお前の為、子供達の為、両親の為に強く運命と戦わねばならぬと思っている。
 お前も子供等の親として強くあるようにお願いする。
 病気も多分順調を辿っている事と思う。子供等も元気な事と思っている。思いがけず表記のお取引先に大変お世話になった。このお宅には今年二つの可愛いお子さんがいる。顔見る度に■坊の姿が思い出されてならぬ。
 この次の便り、又この次にそちらから貰える便は相当先の事になるだろうと思う。●●君託送の手紙は嬉しく拝見。肌身放たず大切に持っている。
 時間がなくて一々皆様にご挨拶も出来ぬ。面接の折はお前からもくれぐれもよろしく伝えてくれ。
 では充分体を大切に摂養して呉れ。
================

走り書きで読みにくいところもあり、(?)は解読が出来なかった場所です。

祖父の亡くなった年齢を超えてしまった今となっても、この手紙を書いた祖父の、そしてこの手紙をただ読むことしか出来なかった家族の、祖母、私の母、叔父や叔母の思いは、私の想像に余ります。恐らくどこにも辿り着かない暗黒の船に、おそらくはただ海に沈む、それだけの為だけに乗らねばならなかった祖父。それはあまりに悲しく、そしてその、何の意味も無い死はあまりにも、ただひたすらに虚しい。その悲しさと底知れぬ虚しさが、私の知る唯一の「戦争」です。

私は戦争を知らない子供達の一人です。私の知る戦争は全て本や映像作品や漫画や、人の話、そしてこの祖父の手紙、そんなものからヒントを得た想像力の産物に過ぎない。誰かを、何かを守る為に自分の生命を投げ出さねばならない、そして人を殺さねばならない。そんな過酷な選択を迫られた事もない。そんな場所に追いやられた人、そして誰かをそんな場所に追いやってしまった人の心の内を思ってみようとはしても、想像に余る事ばかりです。ただ悲しい、虚しい、と繰り返すしか出来ない。

実は、上記祖父の話を、少し前に新聞記事にして頂き、
その際に家族と祖父話、戦争の話を少しする機会がありました。
私は「戦争を知らない子供達」ですが、母やその上の世代の人たちは、ギリギリ「戦争を知っている」世代でもあります。戦争に赴いた方、見送った方、または戦争を生き抜いた子供達。
私たちは多分最後の、「戦争を知っている人から直接話を聞ける、戦争を知らない子供達」世代になるんだろうなあ、と。そんな事も思いました。そして、そうあって欲しいなとも。

……といいつつ、この文章もかなり迷いながら書いています。
私が「戦争」という言葉に思いを馳せる事は、普段は殆どありませんから。自分の誕生日が原爆記念日に当たることから、原爆の小説を色々読んでみた事はあります。終戦記念日などには、やはり平和のありがたさや戦争の悲惨さについて思いを馳せる事もあります。でもその程度。所詮「戦争」は私にとって遠い世界の事であり、反戦運動やら、世界平和に何らかの形で貢献した事も無い。そんな平和ボケした人間の一人である私が「戦争」を、つたない知識で語る事に大いなる迷いがあります。そして、戦争において、一方的に犠牲者であった訳ではない、加害者である自国の歴史についても考えざるを得ない。そんな所も迷いの一つになります。

でも、やはり、私は人を傷つけるのが怖い。人を殺すなんて怖くて堪えられない。殺されるのだって嫌です。でももし私の背後に、大切な人がいたら。守るために殺さねばならないと言われたら。怖いなんて言っていられないと思う。そんな、殺されねばならない、殺さねばならない、そんな場所に追いやられたくはない。人を追いやりたくもない。だから、戦争は嫌です。
戦争なんて無ければいいと思う。
世界が平和であればいいと思う。
何も行動していないお前にそんな事を言う資格はないと言われても、ただそう思う。

一人でも多くの人が、「やっぱり戦争なんて、絶対嫌だよね」
と思う事は、決して無駄ではないと思う。無駄ではないと信じたい。
そんな甘いもんじゃないだろう、と言われてもそう信じたい。
そう、私はそんな個人レベルの気持ちでしか「戦争」を語る事が出来ません。
そんな自分に恥じ入りながらも。
何だか中途半端な文章になってしまった気もしています。
まだここに来ても迷いながら。そんな今日のブログです。
それでも、何も書かずに以下の番組を紹介することが、どうしても出来ませんでした。

「15歳の志願兵」というドラマの音楽を担当させて頂きました。
http://www.nhk.or.jp/nagoya/jyugosai/
8/15、終戦記念日夜9時から、NHK総合にて放映になります。
内容については、ご覧になって下さい、と申し上げる事しか出来ませんが、
自分だったらどうしただろう、どう出来たんだろう………。
私はそんな事を考えながら、この作品を見ていました。
ただ言える事は、いつの時代も人は、本当に真摯に生きているなと。
私は「人」が好きです。
真面目に、真摯に生きている「人」達が、
その真摯さ故に悲しい所へ追い遣られるような
そして真摯さ故に、誰かをそんな所へ追い遣ってしまうような、世界になりませんように。
そんな事が、少しでも少ない世界になりますように。
そう祈らざるを得ません。

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2010年8月10日(火) 香港簡単滞在記 thank you, Hong Kong!

初香港でした。超簡単滞在記を。

えっと、今回、「さすがにデジカメくらい買うか……」といきなり成田で思い付き、にゅーデジカメを購入して行ったにも関わらず、私の写真はダメすぎでした(笑)。下手な上に、普段写真撮る習慣があまり無いせいもあってか、数が少ないので使える写真殆ど無かったの。なので香港の素敵風景等は、どこか他の素敵写真サイトなどでご覧下さい(^_^:)。ごめんね、なので写真無しのひどい滞在記です……。

まず飛行機の中から見た香港の第一印象は、「何て綺麗な街なんだ!」でした。
ひたすら広がる緑の丘陵。その中に、いきなり高層ビルの群れがだんだんっと。
それも同じ形のビルが配置も美しく並んでいる場所が多いので、良くできたsim cityとか、ゲームでダンジョン抜けた先にいきなり広がる未来都市とか、そんなイメージの風景でした。高層の建物がデフォなのね。ここで、30F40Fを高層なんて呼んだら笑われちゃう感じ。いいなキレイだなー。

ちょっとした山の上まで登り、香港の風景を見下ろせる観光名所、ビクトリアピークにも行きました。
百万ドルの夜景とやらは、素直に本当にキレイでした。とても混んでいたけれど、あれは何時間見ていても飽きないですね。
しかし何より印象に残ったのは、ここから降りてくるトラム(市電)かもしれない。45度ほどの傾斜になる所もあるようで、でも思ったより「なにこの傾き!」という肉体的な違和感は無い。ただ、「私のまっすぐは、これくらい」と、体の傾きを補正しても、外のビルがまだ30度位傾いてるの。いやいや嘘でしょ、絶対君たち(ビル)傾いて建ってるでしょ! と言い張りたくなる。自分の三半規管がいかに信用ならないものか思い知りました。

その他九龍公園へ朝お散歩に行って、体操している方々をおおーと拝見したり、小鳥市場で綺麗な小鳥を沢山見たり、女人街で可愛い安いグッズを大人買い(大人買いしても大人な値段じゃない所が素敵)したり、中華風お汁粉が無茶苦茶美味しくて、頼むから東京にもこのお汁粉店出店して欲しいと思ったり、トラムにも乗ってみたり、結構盛りだくさんな素敵観光でありました。

そして美術館を二つ見る。
陶器が割と好きなので、それ目当てで行った割に展示品はそんなに数が無かった訳ですがそれより。
美術館ショップで発見した本が嬉しかった。
何の本かと言えば、「鼻煙壺」の本です。
ご存じない方もいらっしゃると思いますが、鼻煙壺というのは携帯用に嗅煙草を入れる容器で、
まあ要は小さな蓋付き壺です。(詳細はぐぐってみてね、ごめんね←ひどい)

梶浦、どうやら手のひらサイズの「容器」に弱いようなのであります。
密かに香合をプチコレクションしていたりします。
(香合というのは茶道具の一種で、お香を入れる小さな蓋付きの容器であります。詳細はぐぐって以下略)
鼻煙壺も、レプリカですが幾つか持っていますが、もうこれ以上モノを増やしたくないのでコレクションには至らず、写真や骨董品屋で素敵やな〜、と見るだけで後は我慢の日々なのですが、この鼻煙壺だけの写真集というのが、あまり日本では手に入らなかったのです。あっても結構高い。
これがね、さすが本場、美術館ショップに沢山あったの。買い切れないほどあったの。それも安い!
ああこれ以上は持てない、と言いつつ五冊買って来ました。
ホテルとか、帰りの飛行機の中でぐふふふ、と喜びつつ見ておりました。

色々案内してくれて、私のどうでもいいような質問にも丁寧に答えてくれたS君。
お陰で本当に楽しい香港滞在でした。ありがとう!

そう。
観光三昧な楽しい香港だったのですが。
本当の目的は観光ではありませんでした。
それは香港で開催された、Kalafinaのライブを見る事だったのでありました。

以前も香港や、他のアジアの地でライブをさせて頂いたKalafina。そこで出会った、ライブに来て下さった皆様が、とても暖かい声援を送って下さった事に、Kalafinaはとても感激し、いつもその話を聞かせて貰っていました。そのライブを、私も見て見たかったの。アジアの、Kalafinaを応援して下さっている皆様と、間接的にお会いしたかったというのもありました。
そんなKalafinaライブ。
一曲ごとに、いえ、Kalafinaの一挙手一投足ごとに、お客様が送って下さる熱い声援に私も大変感動し、
ああ、本当に嬉しいな、とKalafinaを、お客様を、背後から見守っていた訳なんでありますが。

アンコール二曲が終わった後、Kalafinaメンバーが、
「みんな今日は何の日か知ってる〜?」
「実は私たちのプロデューサー、梶浦さんのお誕生日なんですよ〜」
なんていきなり言い出すじゃありませんか。
え。ちょっと待って、何それ、
一応私、今回はこっそりライブ見てる事になってる筈なんですが、あのちょっと……。
とあわあわしている間に、
「じゃあ梶浦さん呼んじゃいましょう〜」
ステージに呼び出されてしまいました。
そして綺麗な花束を貰った上に、Kalafinaと、お客様皆様で、ハッピーバースデーの大合唱。
ええ。
こんなにね、嬉しいこと、多分人生にそう滅多にあるもんじゃありません。
夢を見ているみたいだなあ、と思いました。
私に秘密で、(本当に何も気づいていなかったんですよ……)
こそこそと(笑)、あの企画を着々と、立てていてくれたMさん、スタッフの皆様、
そしてKalafinaメンバー、笑顔で祝福を下さった、あの場にいらして下さった皆様。
本当にありがとうございました!
幸せすぎる夜でございました。
泣くだろ!泣いたよ(笑)。楽屋でこっそり。大人だもん。舞台で泣けないじゃん(笑)。
幾つになってもね、自分が生まれた日を祝って頂けるというのは本当に嬉しいものでありますね。
それも自分の音楽を聴いて下さっている皆様から祝って頂けるなんて、幸福すぎます。

繰り返しになっちゃいますが、香港の皆様。
そして改めて、コメントやメールでお祝いメッセージを下さった皆様。
幸せをありがとうございます。皆様が私に下さった幸せを、何らかの形でお返し出来る日が来ますよう!
それはきっと音楽という形でしか、私には出来ない事だと思いますので、
精進し、頑張ります……。

Thank you so, so much, for the birthday song you sang for me!
What a wonderful surprise it was….I will never forget the night, for the rest of my life.
and thank you, for all your letters, messages, I have read all of them, and keep them as my treasure!
I hope to see you all again, in your beautiful city, Hong Kong!

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2010年8月7日(土) ありがとうございます!

さてさて。相変わらず更新が滞っておりましたが!

とにもかくにも。
昨日お誕生日を迎えまして、
コメント、メール、お誕生日メッセージ下さった皆様、
本当にありがとうございました!
幾つになっても、お誕生日を祝って頂けるというのは
ただただ、本当に嬉しい気持ちで一杯であります。
今年も、皆様に色々な音楽をお届けできるよう、頑張ります!

thank you so much! for your birthday messages,
beautiful pictures,music,and your song….
now I’m reading your messages, letters, again and again,
and listening to your song again and again and again and…..
your wonderful, heartfelt song will be surely everlasting, in my mind!
thank again, so much!!

そして梶浦はここ数日香港におりました。
とても素敵な事ばかりがあった香港滞在でした。
数日中に香港滞在記、書きます!

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2010年6月22日(火) クスクス

クスクスが好きであります。
あのさらさらぷちぷちな食感がたまりません。
調理も早いし簡単だし、
一人暮らしの強い味方だと思います。
パスタとご飯の中間的な感覚で使っています。

本格的な調理法はさておき、(ちゃんとした作り方は是非ぐぐって下さい……)
うちではただゆでるだけ。ゆでると言っても後で水を零したりはしないので、お鍋に目分量で適当にクスククを入れて、倍量程度のお水を目分量で入れて、固まらないように時々かき混ぜながら3〜4分蒸し煮。あっという間に出来ちゃいます。コクが欲しい時は後からバターを落とします。私は柔らかめに煮たものが好きですが、その辺りも全てお好みで調整出来ます。

これにレトルトカレーとかハヤシ的なものをかけていただきま〜す♪
となる訳ですが、クリーム的なものよりスープ的なものがマッチするかと思います。
自分で作るときは、たまねぎにんじんじゃがいも適当お肉スープにトマト缶をがばっと入れたものをかけたり。プチパスタのようなものなので、トマト味とはやはり相性はいいいですね。ねっとりとしたカレーよりは、レトルトだったらボルシチ的な物の方が合うかも。粒が細かいのでご飯で食べるより辛さが強く来ますので、辛いスープカレーよりあまり辛くないものがお勧めかも。まあ、お好みですが。
そんな感じのお手軽めにゅうなのであります。

レトルトご飯+カレーにもちょっと飽きたかな、でも手間はかけたくないぜ。
という私と同じくちょーめんどくさがりな一人暮らしの貴方。
食感も独特なので、レトルトメニューがちょっと新鮮になりますよ。
貴方もクスクスってみませんか?

そんな私は本日もクスクスしたばかりなのでした。
美味しかった♪
しまった、食べる前に写真撮っておけば良かった……。

本日のクスクスのお供は、カラミノフーズ大人の食卓シリーズの、「牛すね肉とトマトのカレー」。(言うまでもなくレトルトなのであります。)これがまたクスクスととても良く合ってのう。このカレーシリーズ、何種類か出ていますがどれもとっても美味しくて大のお気に入り。リンク張りたかったんだけど楽天にはありませんでした……。

そんな今日の簡単ブログ。

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2010年6月15日(火) ライブについての追記色々

ライブに関してお問い合わせ、ご指摘頂いた事
その他色々……。

まず、JCB千秋楽にて。アンコールでやった曲を
「ツバサ!」と紹介した私ですが
あれは日本語版なので正解は「ユメノツバサ」なのでした。
自分で自分の曲名を間違えるのはかなりどうなのかと(汗)。
申し訳ありませんでした……。

それから、今回のライブ、本編最後にお届けしていた曲
「maybe tomorrow」についても幾つかお問い合わせを頂きました。
あの曲は「Xenosaga III」のEDテーマとして書かせて頂いた曲で、
同ゲームのサウンドトラックCDに収録されている曲でもありますが、
ライブでお届けした形とはサイズ等が異なります。
ゲームEDで流す予定で書いた曲でしたので、
歌→長めのinstrumental→歌の最
後の部分
という形でサントラCDには収録されており、
ライブでお届けした、途中にラララを挟む一曲丸ごと歌もの、
という形はライブオリジナルで、あの形での録音物は存在しません。
お問い合わせ下さった方々、ごめんなさいね。

それから同じくJCBホール。
歌姫ズやバンドメンバー、笠原さんに出したお題
「冗談じゃなくこだわっているブツ」
略して
JCB!だったのでありますが。
……はい。思いっきり苦しいこじつけです。知ってる。
でも他に何もJCB的な事が思いつかなかったの……。
……ともかくそんなお題だった訳ですが、
それに梶浦答えなかったというご指摘を頂きました。

はい。正直忘れておりました。
あまり面白いネタでも無く、今更書くのも忍びないのですが(^_^:)。
一応リクエストを頂いたのでとりあえず、
「香水ならブルガリ」でした。
たまには女らしい事を言ってみたかったの。
それだけなの。
ブルガリの香水大好きです、というかブルガリはほぼ?網羅しているけど、
他のメーカー?の香水は殆ど持っていない。
新商品出たらとりあえず買うだろ、程度には好きです。
今デフォで愛用しているのはオムニア アメジスト、他はその日の気分でという感じ。
はい、それだけのネタなのでした。

今回ご参加下さったスーパー素敵ゲストさん達。
大阪会場では、赤木りえさんが美しくも情熱的なフルートを響かせて下さいました。
赤木さんはソロでもとても沢山のCDをリリースされていて、どれもフルート
という楽器の魅力は勿論、音楽の楽しさに溢れた作品ばかりですが、
この五月に、「WAWAWAWA」というユニットで出された「やもりの目」
というCDがまた、何だか心が自由になるような遊び心一杯の素敵エスニックサウンド、
そして勿論赤木さんの伸び伸びとしたフルートの音色満載で、梶浦ヘビロテ中です。
赤木さんのオフィシャルサイトはこちら
です。
ライブ活動も積極的に行っていらっしゃいますので、是非!
http://www.rieflute.com/

zodiacal signの振りがいいわ〜楽しそう〜あれ今度絶対一緒にやりたい!
と、リハの時にも、その後にお会いしたレコーディング
の時にまで
言って下さった気さくな赤木さん。
いえ、めっちゃ嬉しいですけど!
でも出来れば手振りよりフルート吹いて頂きたく!
と梶浦が突っ込みたくなったのは言うまでもない………。

横浜会場ではえりさんの繊細華麗な歌声をご堪能頂きました。
梶浦のCDには、「伊東恵里」さんのご名義で参加して頂いていますが、
現在はえりさんと名乗られています。
梶浦が一曲書かせて頂いたアルバム「lonely with you」も、繊細なメロディー
や「歌」というものの美しさを堪能出来る、とても素敵な一枚であります…。
えりさんは、お声の美しさにもただ聞き入ってしまうばかりですが、
もうさすがに舞台経験を豊富にお持ちなだけあって、ステージの立ち姿にも
ただただ見とれてしまいます。すっと手を挙げた一つの動きで、会場全体の
空気を変えてしまう説得力には脱帽でありました。
数々のステージや小椋佳さんのコンサート、めざましクラシックスでも
活躍されていますので、皆様も是非またえりさんの素敵な歌声をご堪能下さい♪
えりさんのサイトはこちらです。
http://homepage3.nifty.com/eri/

肋骨骨折を押して今回参加して下さったえりさん。
それであの歌声を聴かせて下さったのは、申し訳なくも
さすが!と言わざるを得ませ
んでしたが、
あの妖精の女王のようなえりさんとゴルフという組み合わせが意外すぎました。
実は結構男前な方でいらっしゃいます(笑)。
失礼かしら?ごめんなさい、えりさん!
えりさん、B型です……(ぼそ)それはvol2の打ち上げで10分お話して私は見抜いた!

名古屋会場には、FictionJunction YUUKAとしても活躍して貰っている、
YUUKAちゃんに登場して貰いました。
YUUKA
ちゃんがゲストに来てくれる事が決まった時から、
今回は「Madlax」作品のサントラ曲を中心にやろうと心に決めていました。
その為に今回彼女をお呼びしたと言っても過言ではありません。
この作品の音楽(ウタモノBGM)を初めてライブでやる時は、
絶対オリジナルを歌っているYUUKAちゃんに歌って貰いたいと思っておりまして、
その為に今までライブでは封印していたというのもありましたから。
その夢をこの会場で叶える事が出来ました。
ピアノのイントロの後にYUUKAちゃんの声で「Elenore」が会場にすっと
響いた時、ああ、やっ
とこの時が来たなあ……と嬉しくなった私です。
今更ここで紹介するまでも無いかもしれませんが、
YUUKAちゃんは
FictionJunction YUUKAは勿論、最近はソロでも
素敵な曲を沢山リリースしています。
南里侑香 公式
http://www.jvcmusic.co.jp/nanri-yuuka/
Fiction
Junction YUUKA 公式
http://www.jvcmusic.co.jp/fj_yuuka/

そして、千秋楽には、笠原由里さんにご登場頂きました。
お世話になっているメイクさんに「笠原さん、初めてお会いしますけど
どんな方ですか?」と聞かれて、「天使様、という感じの方ですよ!」
と答えた私。
後からメイクさん、「本当に天使様でした!」と。
いつもにこにこして、おちゃめで、一緒にいると幸福を分けて頂けるような
そんな気持ちになるお方です。
そして、時にドラマチックで、時にリリカル
に響くあのお声。
普段は天使様な笠原さんが、歌の中では魔女にも女帝にも女神にも自由自在。
えりさんと同じく、さすが舞台の方で、場を支配する存在感も本当に素敵でした。
Salva NosもMaterialiseも圧巻でしたが、
a farewell
songで聞かせて下さった慈悲溢れる優しいお声も忘れられません……。
「天上人」なんてご紹介させて頂いちゃいましたが、
あの時メンバーがひれ伏した(笑)のは半ば冗談では無かったと思われる……。

言うまでもなく、様々なオペラやコンサートの舞台等々、そしてMCでもご紹介
した通り、オペラの脚本家としても最近はご活躍です!

の夏は籠もりきりで脚本を書かれるとおっしゃっていた笠原さん。
……お互い、頑張りましょう!
笠原さんのサイトはこちらです
http://www.viviam-music.com/

本当に素敵なゲストさん達、
同じ舞台に立たせて頂けて、光栄でした!
素敵な歌い手さん、プレイヤーさん達は
いつも音楽に対してとても真摯で謙虚で、
その音に対する姿勢から、沢山の事を学ばせて頂けるのも嬉しいのであります。
これからもどうぞ宜しくお願い致し
ます!

千秋楽打ち上げの色々。

貝田さんも「ゆりこ」笠原さんも「ゆり」さんと、
ゆりゆりコンビですね、という話になり。
ゆりという名前は歌が上手くなるのかもしれない。
子供にはゆりと名付けよう!と一部で勝手に盛り上がる。
将来梶浦ファミリーズの(主に若手の)子供達は「ゆり」だらけになるのかもしれない……。

あれだけ歌った後なのに、「カラオケいこー!からおけいこー!」
と騒いでる某歌姫がいたり。
どんだけ歌うの好きなんだ君は(笑)。
ちなみに大人ズから全却下でした。
梶浦も普段から「カラオケ嫌い、絶対行かない」を公言していますが、
(単に飲み会では喋りたいから←あれだけMCで喋った後なのに以下略)
でも、あのメンバーで行くカラオケはちょっと楽しいかも知れないと思ったのはナイショ。
しかし、若手と
大人ズの選曲の間には、きっと深くて暗い川が存在するであろうとも予想される……。

他にも色々アフォで楽しい話を多々したとは思うのですが
多すぎて思い出せず。

その他ここには書けないような恥ずかしい話も沢山しました。
どのように恥ずかしい話かと申しますと、
要約すれば「音楽っていいね」
というようなお話です。
いい大人達が酒飲んでする「音楽いいね」話は、やっぱり恥ずかしくて文字には起こせないよ(笑)。

そんなこんな。
そんなライブ「外」のご報告でありました。
何か書き忘れた事ないかな……。
そんなライブのご報告もここまででしょうか。
(あ、また写真など入手したらアップしたいとは思っておりますが)

次回ライブはまだ決まっておらず、
暫く、ほんの暫くライブ休みます。「ライブ一回休み」
曲書きます……宣言なんてMCでさせて頂いた時に、
予想外に皆様から拍手など頂いてしまい、
ちょっと皆様は梶浦を甘やかしすぎでは無いかと思うと同時に、
もー何だか色々な
意味で腹も据わりました(笑)。

皆様に
「ライブで聞きたい!」と思っていただけるような曲をきっとお届けしたいと思っております。
そしてまた、あの場所で、
お会いしましょう!

最後にもう一度だけ。これで終わりにするけど。

皆様、本当に、心から。
ありがとうございました!!!(^_^)

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2010年6月15日(火) 打ち上げた

笠原さんから打ち上げの写真を頂いたので!

(梶浦は当日携帯を忘れた為写真を撮れなかったのでした……)
ブログにアップしてもいいとお許しを頂いていたので、
早速。

笠原さんと2ショットでお写真も撮らせて頂きました♪
Uchiage4_2

打ち上げ、盛り上がりました。
みんな幸せそうな打ち上げでした♪
Uchiage2_2

Uchiage3_2

Uchiage5

二日間分の打ち上げをこの日にしたので、
当然Kalafinaメンバーも参加でしたよ!

テンションの高さをご理解頂けそうな感じの写真であります……。

そんな訳で、携帯忘れの梶浦の為、
カメラをお持ちだったメンバーの皆様、
引き続きお写真募集しております(笑)。

とりいそぎの更新ですが、以上でした〜

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2010年6月14日(月) Yuki Kajiura Live vol6 千秋楽

千秋楽終了。
楽しかった。
幸せでした。
もうそれだけしか言葉がありません。

MCでも言ったけど、
皆様がステージを見て下さっているのと同じように
私たちも皆様の素敵な笑顔をずっと見ていました。
JCB、二階席や三階席までよく見えるんですよ。
幸福な笑顔を下さってありがとう。
幸せな笑顔って、何て素敵。
これ以上素敵な物なんて、どこを探しても無いと思う。
もう泣く。

音楽っていいな
音楽好きだな
改めてそう、心から感じる事が出来たツアーでした。
そんな風に、思わせて下さってありがとう。
楽しかったな。
終わっちゃって寂しいな〜〜〜。
もう泣く。(泣いた)

でもまたきっとライブ、やります。
ステージの上の私たちも
そしてご覧頂いている皆様も
音楽で幸福になれる
そんな場所を作れたらどんなに素敵でしょう
大それた願いではありますが
その日を目指して、また暫く、
音作りに頑張りたいと思います。
そんな力を、このツアーで皆様から頂きました。

とりあえずライブ後、打ち上げました。
打ち上げも本当に楽しかった。
手前味噌ですが
本当に素敵な
スタッフ、
フロントバンドメンバーズ、
そして歌姫達。
天上の歌声を響かせて下さった、本日のゲスト笠原さん他
素敵すぎるゲストの皆様。
みんなに私の音楽を奏でて貰えて、光栄で、幸せすぎます。

酔っぱらいすぎるので、本日はここまでで。
でも今日私は世界一の幸せ者だと胸を張って言える。

ただただ
ありがとうございました!

もうだめだ〜と叫んで酔っぱらいは寝ます!
幸せな夢確実の今日。

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2010年6月13日(日) Kalafina千秋楽終了、ありがとうございました!

もう昨日の日付になってしまいましたが、
Kalafina Red Moon tour 千秋楽@JCB
無事終了致しました。
ご参加下さった皆様、改めて、本当にありがとうございます。

Kalafinaのライブが始まった当初、
JCBホールでの単独ライブは一つの目標でもありました。
ただ、こんなに早くその日が来るとは、メンバーも私も思ってもおりませんでした。
本日、今回「Kajiura Produce 3rd Anniversary LIVE TOUR」の一環としてのライブ、
という位置づけだった事もあり、梶浦アンコールにしゃしゃり出てまして、
簡単なご挨拶もさせて頂いたのですが、
その時、集まって下さった皆様の、Kalafinaを暖かく見つめて下さるお顔を拝見して
本気で胸が熱くなりました。(今度はワサビのせいではありません)
今までKalafinaを応援して下さった皆様、
心から、
ありがとうございます。

でも、今日のご挨拶でも申し上げたのですが
全てのゴールは辿り着いた途端にゴールでは無くなります。
またその先に、遙かな道が開けているように思える。
それは少し寂しい事なのかもしれませんが、
その数倍も、数百倍も、幸福な事であるように思えます。

Kalafinaの三人と共にやりたいことは、
二枚のアルバム、数回のライブを経ても少しも減った気が致しません。
逆に、三人の「歌」がこの数年、
それぞれの個性の枝をそれぞれ違った方向へめきめきと延ばしてくれた分
増えて来たような気さえしております。

Kalafinaの明日に、皆様が興味を持って耳を傾けて下さるよう、
また次のKalafinaを、その音を、ステージを、作り続けて行きたいと思っております。

そして改めて。
私たちにとって一つのゴールだった場所を、
今日、この夜、幸福なスタートラインに変えて下さった
皆様に心からの感謝を!

ありがとうございました。
そしてこれからのKalafinaを、またお楽しみ頂けますよう!

そんな事を書きつつ、
明日はYuki Kajiura Live vol6 千秋楽!
そんな目出度い夜に我が家には今年初めての蚊が出現!
何という敵……。
今年はまだ蚊を退治する便利グッズ的なものを実購入である故
これは放置できない敵であります。
ちょっと戦って参ります。
無事勝利して目出度く明日を迎える所存に御座いますので、
明日ご参加下さる皆様、
どうぞ宜しくお願い致します!
文字通り、「音」を「楽」しむ夜となります事を!

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