2009年3月2日(月) Seventh Heaven
つい先日FictionJunctionのアルバムお知らせをしたような気がするのですが、
今回はKalafina。
3/4に、アルバムとシングルが同時リリースされます。
まず、アルバムSeventh Heavenは空の境界の主題歌七曲+6曲(+overture)という構成になりました。
どんなアルバムかと申しますと、一言で言えば
「梶浦やりたい放題」
そんなアルバムかなあと思います。
そもそも空の境界という作品が梶浦のツボを突きまくって下さり、主題歌七曲、タイアップとは言えやりたい放題やりまくりだったのに加え、新曲6曲も作っていいって言うんだからますますヒートアップ。
今思えば「Everlasting Songs」はとても爽やかなアルバムだったと思うの(私にしては)。もともとあった曲をお料理しなおす、という気楽さもあって、作っている間本当に楽しかったのです。うきうきわくわくらんらんらん、といった感じの作業でした。
それに比べて、Seventh Heavenは、というかKalafinaの曲は作るのに体力と気力を異様に消耗するんですの(笑)(歌ってくれているメンバーにとってもそれは同じだと思いますが)。アルバムを作り終えた時には、「もうダメだ、骨は拾ってくれ……」と思いました。でもその分、やはりとても楽しかったです。やってみたかった事をやりきった的な充実感がございます。
マスタリングで改めて一枚分通して聴いて……
「暗っ!」と思いました。(え……)
儚さとかはありそうだけど、「爽やかさ」って何?それ美味しい?という感じ。
そんなアルバムです。
そんなんで宜しければ是非聴いてやって下さいませ!(……)
通常版、限定版の二種類出ておりますが、限定版の方には空の境界主題歌七曲分の映像(ライブ+PV)入りのDVD、そしてスペシャルブックレットには、奈須きのこさんが七曲分の解説を書いて下さいました。
この解説が、本当に素晴らしいのです。
梶浦感動してしまいました。
私自身もなるべく原作世界を理解して相応しい曲を作りたいと、頑張ってきたつもりではありますが、ああ、こんなに丁寧に聴いて下さっていたのだなと。奈須さんにこのコメントを頂けただけでも、七曲分書いたかいが、ありすぎるほどあったなと思いました。奈須さん、改めて本当にありがとうございます……。
そんなKalafinaのファーストアルバム。
皆様にお楽しみ頂けますことを願っております。
そして、アルバムとシングルを両方お買い頂いた方は、5/19Kalafinaのプレミアムライブにご応募頂ける仕様になっております。
詳しくはアルバム内部の応募券をご覧になって頂きたく思いますが、Kalafinaはライブもどんどんやって行きたいと思っているんです。その初めてのワンマンライブ、メンバーも張り切っておりますので、抽選にはなってしまいますが、是非見届けてやって頂ければと思います。
長くなったので、シングルLacrimosaについてはまた改めて……。