2014 - FictionJunction

BLOG


2014年4月22日(火) 千秋楽終了。ありがとうございました!

うわあこの間ブログ書いたの11月だったんだ……と今更ながらに気付きつつ。

Yuki Kajiura Live vol11、千秋楽NHKホール、お陰様で無事終了致しました。
無事と申しますか、約2ヶ月に渡り、多少週は飛びながらも

週末はライブ!という体制が続いており、

もう今週からそれが無いのか……と思うと何だか不思議な気が致します。

というかマジ寂しいよう……(ノ_・。)。

本来の作曲のお仕事としても少々忙しい時期に重なっており

この時期にぶつけて過去最長二ヶ月間のツアーというのは
自分にとって
ちょっと冒険でもありました。

……でもツアーやりたかったんだよ!

それに、週末はライブ!というリズムが
思っていた以上に
書き生活にも良いテンポ感を与えてくれたな、
と思っています。

何より、優秀なスタッフの皆様、そしてバンドメンバー、
頼りになる歌い手の皆様に

あらゆる面で支えて頂きました。

もう「バンド」「一座」と呼びたくなる仲間達に、心からの感謝を。

ありがとうございました。

週末、ライブもだけどみんなに会えるんだ!ヾ(〃^∇^)ノ
というのも本当に楽しみだった。

一緒に作った「elemental」というアルバムを

今度は一緒にライブで演奏出来る!という幸福は

何にも代えがたいものでした。

そして様々な場所で、Yuki Kajiura Live vol11に
客席で参加して下さった貴方。

ライブでも毎回申し上げましたが、

みんな、ではなくその席に座って下さっていたたった一人の貴方へ。

ライブという場を、一緒に作って下さってありがとうございました。

貴方にお会い出来る事が、二ヶ月間の幸福、心の支えでした。

貴方がどんな気持ちで、私たちのライブを楽しみにして下さったり

あるいは悩みながらもチケットを購入して下さったり

もしくは友達に誘われて何となく、もアリでしょうし!

あの席に座って下さっていたのか。

本当の所は解らないけれど、でも解りたいなあ、と思うんです。

そしてどんな理由、気持ちであれ

貴重な貴方の時間を、私たちと共に過ごそうと決心して下さった事

本当に光栄です。ありがとうございました。

「貴方」は私なんです。

十代の頃、ライブのチケットを入手するのは一大事件で、

何とかお金をやりくりして、手作りで上から下まで服を作ったりして。

気合い十分で何ヶ月も前から楽しみに赴いたライブ。

二十代の頃、お仕事を始めてお金はちょっとだけ楽になったけど

今度は時間のやりくりが大変で、残業を続けて何とか時間を作って

わくわく赴いたライブ。

そして30、今40代になると、

そろそろスタンディングきついなー、昔は踊り狂ったけど
ちょっとゆったり見たいなー(笑)
などと思いながら、
昔と違ってちょっとあら探しなどもしちゃったり(^_^:)、

それでも楽しみに、わくわく赴くライブ。

勿論そんな私と貴方は違っているだろうけれど、

でもそんな自分の姿を思い出しながら、

そんな自分を裏切るようなライブだけはしたくないな、

ただ、楽しかったな、ここに来て良かったな、

と思って頂けたらと。

それだけが全てでした。

チケットを握りしめながら(まあ普通は鞄にしまってるだろうけど…)

会場に向かって下さる貴方の姿を想像するだけで

何だか泣きそうになります。

あの時間を共有して下さって、ありがとう!!

何度言っても足りない気がしております。

自分でも、ちょっと無理をしたツアーでもありました(^_^:)。

でもきっと貴方も、どこかで何らかの無理をして

あの時間を分け合いに来て下さったんですよね。

その無理に、心からの感謝を。

アンケートなどを拝読していても思う事ですが、

一人一人の方がライブに求めているものは本当に違って

多数派の意見というのは殆ど無い。

でもそれも当然かとも思います。

だから、全ての貴方に満足して頂けるライブ、は本当に難しい。

大人数で様々な場所に伺うのに、

どうしてもこうでなければ出来ない、という事なども産まれてくるし、

ライブの楽しさもですが、続けて行く難しさも
回数を重ねるごとに身に染みて参ります。

それでも今回はなるべく多くの場所に伺いたかったし、

その為に色々試行錯誤してこのようなツアーになりました。

楽しんで頂けた事を、
ただ祈る事しか出来ませんが。

FictionJunctionのelementalというアルバムは、

特に新録の新しい3曲+1曲を作っている時に、

音楽の幸福を思い出させてくれるような
そんな貴重な時をくれたアルバムでした。

ただ幸せで、
私だけがこんなに幸せでいいのかと、

出来れば、参加してくれた歌い手のみんなも
プレイヤーのみんなも、
拘わってくれたスタッフのみんなも

そして聞いてくれる方も

一人残らず幸せになるといい!と子供のように本気で思っていました。

このツアーが出来た事で、

私のシアワセは二倍にも三倍にもパワーアップ致しました。

その幸福の欠片でも、プレイヤーのみんな、歌い手のみんな、

スタッフのみんな、そして貴方に

届けばいいな!

そればかり思っていました。

人を幸福にする事は本当に難しいけれど

ほんの少しでも、
届いていますように。

ありがとうございました。

また、お会い出来ますように!

つらつらと思いつくままに無節操に書いたら

長いブログになってしまいました。

読み返すと赤面して消しそうなのでこのまま上げます(笑)。

……最後に、NHKホールでアレです。

すみません。

曲紹介飛ばしました(^_^:)。

なのでセットリスト上げておきますね。

カッコの中身は一応最新の収録CDでございます。

ま、間違ってないといいななな!

4/20 NHKホールセットリスト

—————————————————————————–

elemental (elemental / FictionJunction)

storytelling (elemental / FictionJunction)

forest (Fiction II / 梶浦由記)

Liminality (.hack//liminality サウンドトラック)

in the land of twilight under the moon (,hack//sign サウンドトラック2)

luminus sword (ソードアートオンライン 映像作品付属サウンドトラックCD)

花守の丘 (everlasting songs / FictionJunction)

Credens justitiam (魔法少女まどか☆マギカ Music Collection)

historia Opening theme (歴史秘話ヒストリアサウンドトラック1)

空の境界「未来福音」M23 (未来福音 映像作品付属サウンドトラックCD)

ひとりごと (elemental / FictionJunction)

storm (elemental / FictionJunction)

eternal blue (elemental / FictionJunction)

時の向こう 幻の空 (elemental / FictionJunction)

野原 (elemental / FictionJunction)

rising up (歴史秘話ヒストリアサウンドトラック3)

凱歌 (elemental / FictionJunction)

absolute configuration (魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語 映像作品付属CD)

君がいた物語 (Dream Field / See-Saw(カヴァー))

stone cold  (elemental / FictionJunction)

Distance (elemental / FictionJunction)

zodiacal sign (Fiction / 梶浦由記)

Parallel Hearts (elemental / FictionJunction)

Sweet Song (Fiction II / 梶浦由記)

—————————————————————————–

テヤッ!(ノ≧∇≦)ノトドケー!=====((((シアワセ)→ Σ(゚口゚;.

Comments (14)